仕事術の最近のブログ記事

日本経済新聞のWeb記事によると、スマホやタブレットが普及してきてはいるが、アイデアを書き留めたりなにやらで、まだまだビジネスマンの間ではノートの人気が根強い様子。


tablet-kara-note.jpg

モレスキン・ブームは2年ほど前だったと思うが、まだまだノート・ブームは収まっていない様子。
たしかに私の場合も、iPhoneもiPadも持っているが、レスポンスの早さと手軽さ、後からの追記の簡単さで、仕事の関係では、アナログのノートを使うことが多いし、リアルの新聞記事や雑誌のコラム、ちょっとしたデータはノートに貼り付けておくことが多い。

さらに、会議などでタブレットを出すと奇異の目で見られることがまだあるし、スマホを出すと会議に集中していないようにとられることもあるので、まだまだビジネス、とりわけ役所などの固い仕事場では鬼門のような気がする。

その点、紙のノートであれば、その場の話題と関係ないことをメモっていても、ほとんど気づかれないっていうのはかなりポイント高い。(もっとも、私の場合、字がとてつもなく汚い、ほとんど象形文字の時もあるので、その辺がひどく問題なのだが・・・)。さらに、記入の仕方や、記入面のデザインも自由にできるといったことが、デジタル・グッズにない自由さも魅力の一つだろう。

さて、ノートや手帳関係の書籍もたくさんあることだし、また個人的な工夫を考えましょうかね。



北 真也さんの 「Hacks for Creative Life!」 にヒントをもらって、ノートで日々の仕事管理をすべく試してみた。



で、このフォームを、いつも使っている、百均のB5ノートに無理やり落とし込んでみるとこんな感じ。

note_hoboniti.jpg


本家に従って、

Aはスケジュール。朝一に予定を書き出す
BはDoingリスト。やったことや考えたことを記録。
Cはタスクリスト
Dは今やっている仕事には関係ないが、思いついたことや気のついたことを書き留めて、とりあえず頭から追い出す。

という感じで1週間ほどやってみた。

「<わかりやすさ>の勉強法」(講談社現代新書)P162より

・ノートはB5の大学ノートを使う

・メモをとるのは、見開きの左側のページ。
 そこに、キーワードや固有名詞を、間隔をあけてメモする。
  (1ページ5~6個ぐらい)
・取材が終わった後、なるべく早い時期に(できれば当日に)右側のページに、どういう話だったか再現する。

・右側のページの下から数行のところに横線を書いて区切り、取材の時の相手の表情や気象の様子など状況描写をする

ikegami_note.jpg
(この図は本書より抜粋)


本書では、マーケティング調査とかの場合も応用可能とされている。そえ以外にも、通常の社内会議ととか、相手方との商談の際にも使えるやり方ではなかろうか。

ノートのうまい使い方をちょっと調べていて、橋本和彦氏の「3本線ノート術」を読んだ。


使い方を概説すると


sanbonsen-note.jpg

といった形で、ノートの見開きを使い、


To Doであれば


Dにプロジェクト名

Eに日付

Aに手順を時系列に書く

Bにそれぞれに対応させて、やったことの結果

Cにそれぞれに対応させた課題、うまくいった点


会議録や打ち合わせ・取材メモでは


Dに会議名・プロジェクト名

Eに日付

Aに記録や会議の発言

Bに自分の意見

Cにさらにそれを踏まえた次のアクションプラン


を書くといった使い方


筆者は、この本の構成案をまとめるのにも、3本線ノートの手法をつかったみたい。本書に実際のノートの写真が載っている。



ライフログやアイデア帳も兼ねてノートを使っていると、時系列の記録の中に、こうしたものが埋もれていってしまうのと、事業の全体説明をする会議や定例の連絡会なんかではテーマや質問があちこち彷徨ったりするから、全てのシーンで使えるということにはならないのだろうが、個人的には、何かの企画を練るときのアイデアのまとめとか、調査報告書や企画書を仕上げるときの構成を考えたりするときに有効な使い方のような印象。


ただ、そのときは、ライフログや日々のアイデアや読書録などを時系列に記録していくノートとは別にしておいたほうがよさそう。仕事用のノートを専用でつくるか、ライフログなどがEvernoteやiPhoneアプリなど別の形で記録する、といった形で使ったほうがよいような気がする。



東南アジアを知る―私の方法 (岩波新書)P135より抜粋(管理人による若干のアレンジあり)


①歩きながら考える


②取材した、かなり精密な(フィールド)ノート(写真を含む)をつける。ただしテープレコーダーはつかわない。

・ノートは普通に市販されている方眼紙の大学ノート。右ページを使い、左ページには名刺を貼ったり、挿絵や地図を描いたりする。メモも左ページに貼る。

・フィールドノートは、原則としてその日の夜に書く

・写真は"撮る"よりも"整理"に時間と手間をかける。日付印をつけ、地名や簡単なメモを書き込んでおく。


③読書カードをつくる

・署名カードと内容を書き抜いたカードを必ず別につくる。書物からの抜書きは、自分が関心をもっているテーマ別に。カードの左上部に地名や事項をインデックスとして書き込む

・項目分類はあらかじめ立てておくのではなく、自分の関心がふくらんだり、カードが増えるにつれて細分化する

・書き写していくうちに浮かんでくる連想も、同時にカードに書き付ける


ものを書いているときは、書物、地図を別として、フィールドノート、抜書きカード、写真帖を雑多に積み上げて作業を進める。



ノートのかわりにEvernoteを使ったり、机の周りに積み上げる代わりに、複数のディスプレイやPCを使ったり、とデジタルデバイスで代用したり、機能を付加したりと、PCの技術の進化した現代では、この手法をパワーアップすることも可能だ。

それぞれの仕事に応じて、Tipsを付け加えていくのも楽しみというものだ。


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