自然の最近のブログ記事

珍しく、古生物学の本を読んだ。

古生物といっても、恐竜とかマンモスとか剣齒虎といったメジャーで人気のあるものではなく、もっと昔、

カンブリア紀である。

私が、まだ若い頃は、カンブリア紀といえば、茫漠とした太古の時代で、三葉虫が主役。そんな虫みたいなわらじみたいなのが、泥の中や海底の砂の上を這い回ったり、潜り込んだりしている、妙に平和な時代と教えられていたように思う。


ところが、カナダのバージェス頁岩や中国の澄江とか、グリーンランドのシリウス・パセットとかの発掘が進むに従って、捕食動物、もっと平たく言うと肉食動物というか肉食の生き物が出現し、食われる方の生き物も硬い殻をつけたりして防御にいそしみはじめた時代で、のどかどころではなかったようだ。


地上から消えていった動物たち、ドードー、ステラーカイギュウ、リョコウバトなどの絶滅の記録を綴った「絶滅本」の古典といってよい作品。筆者は「夜の翼」などでおなじみの、あのシルヴァーバーグ。

太古からの生物の進化・絶滅の歴史をみれば、種の絶滅は珍しいことではないのだが、この本でとりあげられているのは、「人間の手」による絶滅である。「人間の手」による絶滅の何が問題なのかということについて、筆者は、それが、自然ではなく人間の意図や無知によって大量に、効率よく絶滅させられるからにあると言う。

1998年5月1日初版。定価は457円+税だが、古本屋で105円税込みで購入。

脱サラ後のカメラマン生活の第一歩ながら、西表島のヤマネコを撮影するために、西表島に移り住み、ついには西表島を心の故郷にしてしまった横塚さんの数年間にわたる撮影日記。

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