偉大なカメラマン 宮嶋茂樹のアフガン戦記。上巻では、パキスタンから、どうにかこうにかアフガン入りし、ジャハルサラジ(重要都市らしい)へ着きそうで着かないところまで。
しかし、このタイトルの洒落、うちの娘に話をするとポカンとしていたし、うちのカミさんも事細かな話をしてやっと通じた。もはや玄人受けというか、かなりの親父かマニアというかオタクにしか通じないギャグになっている。時代の変化は恐ろしかー!!!
といったところで、いつものようにネタばらしレビューを始めると、なんとパキスタンに入ってしばらくしたら、きちんと金を盗まれている。しかもホテルの中で・・・。
うーん、敏腕カメラマンといえども、簡単に金を財布から抜かれるものなのだ、と感心。
おまけにパキスタン入りしてもなかなかアフガンには入らない(入れない?)。ヘンな情報を聞きつけて、自衛隊と一緒にアフガン入りすることをたくらんで日本に帰ったり、またパキスタンに舞い戻っても、ヘリをチャーターしようとして北部同盟に睨まれて頓挫したり、近くまで行きながら、なかなか進展しない、出来のこないアニメみたいな展開。
(暴言お許しください。)
アフガン近くのタジキスタンでたれこめている時間が長いのである。
どうにか時間をうっちゃって、タジキスタンから空路でアフガンの地方へ入り、そこから首都カブールを目指す。ところが、そこからがまた、トラブル続きなのである。車や人の手配が難儀で金がかかるといったことでなく、とにかく、移動すること事態がとんでもなく大変なことがわかる。まあ、先進国の高速道路を走る訳ではないが、それにしてもインフラなんて横文字がアホらしいほどの状況だったらしい。
でも、まあジャーナリストっていうのは元気だなー、と感心。途中、谷底に落ちて、機材一式を失うポーランド隊もいるが、彼らにしてもまだまだ元気である。(筆者は、国家の不幸の星が国民にも染るのか、てなキツイことを言っているが)こうした懲りなさと元気が毎朝7時のNEWSの底にあるのだなー、と妙なところで感心する次第であった。

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