2005年12月アーカイブ

自らもリストラされた筆者が、上野公園のホームレス達を訪ねる。ある人とは仲良くなり、ある人には疎まれ、ホームレスとの1年間のつきあいを書いたルポルタージュ、「風樹 茂 「ホームレス入門ー上野の森の紳士録」(角川文庫)」を読む。

筆者が訪ねた当時は、失業中の失業保険も切れそうな時期、つまり何時ホームレスになってもおかしくない時期に訪ね始めているせいか、ホームレスの中にすんなり入り込んでいるように思える。しかし、それにもまして、ホームレスが「景気が回復すればいつでも娑婆に戻れそうな人々がほとんど」であることによっているように思えてならない。

第38次南極観測隊ドーム基地越冬隊に参加した筆者の、越冬記録というか料理記録というか、おもわずニンマリしてしまう南極日記、「西村 淳 「面白南極料理人」(新潮文庫)」である

総勢17名で、1年間にわたる南極のドーム基地(どうやら、日本にいると極北の象徴である昭和基地ですら環境のよい所と思えるような南極の観測基地らしい。)で暮らした観測隊の生活が描かれている。

インドネシア人の旦那さんと結婚した今井千香子さんが、旦那さんの実家のインドネシアで暮らしているときのインドネシアの滞在記(「アジアのミラクルパンチーインドネシア絶叫、爆笑生活」(徳間文庫))である。

東南アジアの滞在記や旅行記といえば、タイやベトナム、フィリピンなどがメインだから、インドネシアの滞在記は珍しい部類に属すると思う。しかもイスラム圏である。思いもつかいないことがあるんだろうなー、と思いながら読み進める。

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会社をはじめとして、いわゆる「組織論」に関わっている人には、例えば日本的経営を賞賛する風が一点してアメリカ型組織を絶賛する風に変わってしまったことへの違和感など、参考になるところや同意できるところも多いと思う。

構成は

第1部は組織に関する基本的な議論
第2部は日本の組織の劣化に関する議論
第3部は組織の腐り方についての分析、対処法

まず官僚制である。筆者は、「官僚制」を悪者として扱ってはいない。

貿易商社に採用され中国相手の部署に配置されたた筆者が、遭遇する、ありとあらゆる爆笑的トラブル。

宴会の席の白酒の乾杯ぜめで同行の日本人が沈没し、おかげで検品の時間が不足したり、品物が届かないと苦情をいうと、工場が竜巻で飛んだからだ、といいわけしたり


上司(華僑の人)がまた働き者で、仕事師で、どうやら年中無休(1日ぐらいは休むようだが)。まあ、これについて働いている筆者も門前の小僧なんとやら、で、だんだん商社ウーマンとしてさまになってきてくるところが面白い。

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