2015-07

仕事術

実践例:クリアホルダー整理法 その1

とにかく、モノの種類にこだわらず、クリアホルダーに投げ込んでおく。そのフォルダーで、そのテーマや案件に関わる全てが格納されているのがベスト。 会議やデスク以外での作業や打ち合わせの時は、この中から必要なモノだけをさらに別のクリアホルダーに小...
ヒストリエ

意識の慮外にあった古代マケドニアが以外に面白い ー 岩明均「ヒストリエ 1」

甘めの古代史ものかなという第一印象であったのだが、読み進むつれて、これはしっかりとした古代ギリシアの歴史物語であるとともに、一人の男の子の成長物語でもあるのだな、と認識を改め、きちっとエントリーをしておこうと思い立った次第。 ということで、...
グルメ

山暮らしの荒々しい魅力 ー 小泉武夫「猟師の肉は腐らない」(新潮社)

6月から7月にかけて、狩猟について集中的に読んできたのだが、いわゆる「有害鳥獣駆除」の課題とかネックといったことも見聞きし、いわゆる「猟師本」にも、そろそろ飽いてきた気配もある。そんなこんなで、純粋な「猟師本」とはいえないが、その周縁部にあ...
アウトドア

「野生動物とともに」という「狩猟」のあり方 ー 狩猟始めました ー新しい自然派ハンターの世界へー

筆者の猟師、ハンターへのデビューは遠慮がちで 狩猟者になろうと準備を始めた7年前は、動物を殺す残酷な趣味だと、世間から否定的な空気を感じることが多かった。だから、「狩猟を始めたい」と、妻以外には打ち明けなかった。猟銃管理の心配もあって、世間...
アウトドア

「狩る」という根源的なこと  その6ー岡本健太郎「山賊ダイアリー 6」

「山賊ダイアリー」kindle版も6巻目となった。この巻は2010年12月から開始なので猟生活としてはまだまだこれからの頃か。 このマンガは、猟師生活のあれこれの実情といったことのほかに、狩った獲物を焼き肉やら鍋やらカレー、煮込みやらで食べ...
アウトドア

「狩る」という根源的なこと  その5ー岡本健太郎「山賊ダイアリー 5」

さてさて、猟師マンガのエントリーの数を重ねてきたのだが、最初「猟」ネタがほとんどだった、このコミックも、「狩猟生活」だけでなく、「自然の中の暮らし」のイメージが強くなってきているのは先回もエントリーしたところ。 「猟」というのは、いろいろ関...
西川治

「肉」の次は「酒」 ー 西川 治「世界ぐるっとほろ酔い紀行」(新潮文庫)

肉の次は何、となるとそこはやはり「酒」となるのが世の習いで、先の「世界ぐるっと肉食紀行」の続きとして、西川 治「世界ぐるっとほろ酔い紀行」(新潮文庫)をとりあげよう。 「酒」をとりあげる場合、どうかすると「酒」単体をとりあげるものが多くて、...
アウトドア

「狩る」という根源的なこと  その4ー岡本健太郎「山賊ダイアリー 4」

岡山に住む猟師兼マンガ家である岡本健太郎の私小説的猟師マンガ「山賊ダイアリーの四巻である。 猟師生活も堂に行ってきていて、途中、先輩猟師からもう少し経験を積んだら「駆除隊」へ参加するか、と誘われるところまできている。ただ、銃の腕前は、猟を始...
グルメ

日本は広い、獣肉も様々ー田中康弘「日本人は、どんな肉を喰ってきたのか」

マタギ本をいろいろとレビューしてきたのだが、今回はマタギをはじめとした「猟師」たちがどんな肉を食べていたのか、といったことを取り上げた田中康弘「日本人は、どんな肉を喰ってきたのか?」をレビュー。構成は肉を食べに南へ北へ第1章 南の島のカマイ...
アウトドア

マタギ食堂へ迷い込んでみたー田中康弘「マタギとは山の恵みをいただく者なり」

前のエントリーに続いて、「マタギ」のレポートをしたい。 今年は、職場の異動もなく例年に競べて落ち着いてもいるので、何かテーマを決めて、数週間、それについての本やらブログエントリーやらなにやらを集中して学習してみようと思い立っているのだが、今...