月別アーカイブ: 2016年5月

二拠点生活で「クラウド化」「デジタル化」の重要性を改めて認識

世間的には単身赴任生活というのかもしれないが、本社での会議も多く、また高速を使えば1時間30分程度の距離で、週末は実家の往復も多い、「二拠点生活」。

暮らし始めた時は、路地はおろか、スーパーなどの生活に必要な店の位置もおぼつかなかったのだが、「3日3月3年」とはよくいったもので、2月ぐらい経過するとなんとなく地理感ができてくるし、生活のリズムもなんとか落ち着いてくる。

ただ、そうした中でも前述のように本社や実家の滞在や往復が頻繁にあると、どうしても移動先で仕事やら家庭やらの書類や、蔵書を読むといった日常的にこなさなければならないことが増えて、改めて「クラウド化」「デジタル化」の重要さ、有り難さを思い知ったという次第。

とりわけ仕事のデータは、ほとんどが紙媒体で保存されているという事態であったので、移動先では、過去のデータはほとんど参照できないといった状況で、ついつい出かけるのも億劫になりがちであったのだが、どれをデジタル化するかなんてことを考えずに、残っている紙データをとにかくスキャンし始めたのだが、過去データの2/3あたりをスキャンし終わり、デジタル・データをザッピングしたあたりから、今までの経緯などがくっきりとしてきた。

どうやら、大前健一さんがマッキンゼーに入社したてのころ、過去のカウンセリング事例を収めたフィッシュチップを徹底して読みこむことによって生じた効果と同じようなことが、ささやかではあるが起こり始めたのかな、と思った次第で、あらためて「デジタル化」の効用、しかもそれをDropBoxといったクラウドストレージに収めることによって、どこでもデータを参照できる効果を思い知った感がする。

鳥取県大山町大山寺「山楽荘」で山菜料理を食す

本日は、山菜料理というちょっと変わり種。

場所は大山の麓の元は宿坊であった「山楽荘」というところ。なんと、大山寺のお坊さんが経営されていて、こんな山深いところで、深山幽谷の風情がある

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ここは駐車場から店のほうを望んだところで、この通路の先の階段を昇っていく。

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お料理はこんな風。どうです、かなり豪華でありましょう。

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食前酒は、黒文字のお酒ということでかなり珍しい。爽やかな飲み口である。

イカの刺身に見えるのは、葛。もちもちしていて、紋甲烏賊といっても通るぐらい。圧巻は、小鍋の湯葉豆腐。この時はまだ煮えていなかったので、蓋をしたままだが、ねっとりとした濃い味わい。

少人数でやっているところで、しかも山の上なので、大人数が一挙に来るというわけにいかないので、店全体が静謐で、落ち着いて食すことができるのが良いですね。

ダイソーのタックシールをファイルラベル用に印刷する

安価で同梱数が多いので、使いでのあるダイソーのタックシール。

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ただ残念なことに、手書き用であるので、デフォルトではプリンターで印刷するためのソフトなどは用意されていないのが玉に瑕。

ここで諦めないのがDIY道というもの。なので、ハガキ印刷の設定を使ってなんとかすることにした。

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鳥取市 「だいぜん」の昼食ランチ

出張で久々に昼時に鳥取市に滞在。

駅前で用務があったので、駅近くの居酒屋「だいぜん」で昼食を。ここは夕刻からはかなりリーズナブルな居酒屋になるのだが、昼時もリーズナブルな昼食スポットで、オススメは100食限定の500円ランチ。内容はその日の仕込み次第なのだが、おおむねハズレはないと思っていい。

本日は、鶏肉と野菜(大根・にんじん,、たまねぎ)の煮物とタチウオの唐揚げ。煮物は薄味の方だが、御飯のおかずとしては適度な感じで、中高年に当方には優しいお味。タチウオの唐揚げはサクサクとした仕上がりで、これは家庭ではなかなか食せないよな。

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御飯も漬物もたっぷりで、満腹となりました。

缶つまプレミアム 「貝柱」 を食す

5月も半ばになっていろいろと頑張ったな、と思ったので少々贅沢。

といっても、根っこは貧乏性なので、贅沢をしてそれがストレスにならないよう、缶つまプレミアム・レベルにしておく。

チョイスしたのは、「貝柱」。お値段は432円と贅沢ではあるが、リーズナブル。

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貝はイタヤガイ。桜のチップのスモーク、とのこと。

食感は貝柱ではあるもののサクサクとしている。さらにスモークは軽めで、燻製にした時の妙なしつこさはない。万人向けのお味ではありますな。

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強い酒や、個性の強い酒ではなく、味の軽めのビールとかライトな白ワインあたりがよろしいですかな。日本の酒でいえば、麦焼酎っていうところか。

「鮪の山かけ」を食す

幼いころはさほど食したことがなかったのだが、長じてからさかんに食するようになったものというのがある。

当然、子どもには口にあわないものが成長して美味しくいただけるようになるものというのあるのは間違いないのだが、この「鮪」というやつは身体の成長というよりは、時代の変遷によって食することが多くなった食材であるような気がして、以前は普段着は鯖、鰯、鯵。よそいきの時に鯛、鮃、鮎といったところであったような気がする。

こうして食卓や居酒屋で日常茶飯のように見かけるようになったのは、漁獲技術の進歩と遠洋漁業の隆盛であろうから、まさに日本の経済成長と歩を同じくしているといってよいし、世界が、魚の「生食」に目覚めていなかった時でもあった。これからも「鮪」が食卓に登り続けるかどうかは、日本の経済の力の度合いと、日本食の普及の度合いと外国での愛好の度合いに関係しているようで、このあたり、日本食のグローバル化を歓迎しつつも、自分の口に入らなくなるのはなんとも寂しい。

といいつつも、本日の「鮪の山かけ」はこんな風。残念ながら、今日の山芋はすりおろすと黒くなる性質のものであったらしく、まあ見た目は、山出しのなんとやらの風情で、なんとも垢抜けない。で、こうした垢抜けない奴は、少々手荒に味合うのがコツで、ワサビを多めにいれて醤油をかけ、グルグルと掻き回して、熱い御飯の上にかけて、ザクザクとかき込むのがよろしい。

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こういうざっけけないのが、食せる世の中が、これからも続いて欲しいものですな。

鳥取市「ラーメン 紺や 鳥取北店」の 海老ワンタン麺 塩 を食す

数日前に訪れたばかりなのだが、娘が連れて行け、というので再び来店。

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連休の最中は家族連れが多かったのだが、本日は近くの工場やオフィスの人が多く、カッターシャツや作業着姿が多い。

こういく店はハズレがないのが通例。ただ、この鳥取北店はジャスコの入り口から遠いせいか、いつも余り待たずに席につくことができる。店的には好ましくないのかもしれないが、一種、穴場的な位置づけである。
本日、注文したのは、海老ワンタン麺の塩。これに小包餃子をプラス。

ワンタン麺の出で立ちは、こんな風。

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ワンタン麺とは言いつつも、この店名物のとろとろのチャーシューがシッカリ載っているのが嬉しい。海老ワンタンは海老のプリっとした感触が残っていながらも、つるっとした感触。白ネギのシャリシャリ感も良いね。細めの麺を啜り、次はチャーシューを頬張り、あっさり目のスープをゴクッと呑む、というローテーションを繰り返す。今日は気温がかなり高いのだが、こうした日にあっさり味のラーメンというのもよいですな。

小包餃子は、文字通り小ぶりの餃子で一口でぱくり、といける。大きい餃子はとちゅうで噛み切らないといけないので、中のスープが漏れ出すのがどうか、といつも思うのだが、このサイズだと丸ごと味わえますな。

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連休最後のまったり、ぼんやりとした昼下がりであります。

山は霧の中

仕事の関係で大山(関東の方向けに注釈すると「だいせん」と読みます)の大山寺、大神山神社あたりに10時過ぎに向かうことに。

登る前、地上は雨は降っているものの小降りになりつつあるところだったので、まあ大丈夫だろうとタカをくくっていたのだが、いざ着いてみると、山霧がドンドン立ち込めてきて、こんな風情に。


下からクルマが上がってくるが、ライトを点けないと、とても無理な状況。

先だって日本遺産に指定された大山寺の山門もこんな怪しげな雰囲気になっておりました。

今年の夏野菜づくりは最小限の栽培に厳命される

今年も例年のどおり、連休の休暇を利用して家庭菜園の夏野菜の植え付け。ただ、今年は私の勤務先が少々遠方になり単身赴任中であるため週末しか自宅へ帰ることができない。ということで栽培を最小限にするよう家族から厳命が降った次第。収穫物のトマトやキュウリの大量消費者であった息子も大学進学で県外に出たという事情もある。
ということで、今年はトマト2株、キュウリ3株というお粗末な事態になってしまった。

ナスもピーマン、パプリカ、ゴーヤ、カボチャなどなどは禁止である。

遠隔家庭菜園の実験、というわけにはいかないのでありました。

愛川 晶「芝浜謎噺」(創元推理文庫)

中堅落語家の寿笑亭福の助と、その奥さんの亮子さんをワトソン役に、ホームズ役に福の助の元師匠で病気療養中の山桜亭馬春をすえての、落語ミステリーの第二弾である。

収録は

野ざらし死体遺棄事件

芝浜謎噺

試酒試

の三作で、下敷きの落語はかなりの名題ばかりで、このシリーズのおきまりで、話の最初あたりや肝要なところで、落語の引用があるのだが、そこが謎解きに関連するかどうかは少々「?」がつくところ。

ざっと筋立てをレビューすると、

「野ざらし死体遺棄事件」は、落語好きで足袋の老舗の「桔梗屋」の主人の甥が売れない役者で、彼に「野ざらし・の展開が腑に落ちない、それどころかいいかげんだ、とケチをつけられて憤慨した福の助がその役者の難癖を解決しようと試みる話と、奥さんの亮子さんの厳格な伯父さんが、「野ざらし」さながらに河原で「骨」の発見を偽装する話と交錯して進む。

「芝浜謎話」は福の助の弟弟子の万年亭亀吉が、大それたことに、「芝浜」という大ネタをかけて故郷で独演会をやるという、身の程知らずなことから始まる話。もちろん、独演会をやる理由や独演会がハプニングなしに終わるわけではないのだが、ここでは紅梅亭の席亭の遠縁のお嬢さんで紅梅亭の中売りをしているお嬢さんへのストーカーっぽい事件やらが並行話として進行しながら、「芝浜」自体が大ネタである上に話に辻褄をあわせるのが難しい噺であるため、弟弟子が少しでも演りやすくするために、兄弟子の福の助が奮闘する筋立て。かなりおなじみの噺であるはずの「芝浜」が

「試酒試」は、その独演会本番。当然、横槍ありありなのがミステリーの定番で、亀吉の実の兄やその差金で動く男たちによって独演会がぶち壊しにされるところを、馬春師匠がきわどく防ぐ筋立てであるのだが、この顛末でおそらく、筆者はこのシリーズを長く書き続こうと決心したのかな、といらぬ憶測をする。

このシリーズ、落語の引用は多出するは、事件の展開や謎解きの肝心なところに落語のサゲやらが関係してきたり、落語が嫌いな向きにはちょっと手強いかもしれないが、お笑いブームが続く昨今、落語のことも少し勉強しながら読んでみてもよい。

さらには、

「どんぶり勘定」の「どんぶり」とは、「その昔、職人が着ていた前かけについていた大きなポケット」のことで「そこにお金を入れておいて、無造作に出し入れすること」に由来するそうで、けして「丼」ではないらしい

といった薀蓄もそこかしこに散りばめてあるので、ちょっとしたネタ探しに読んでみてもよいかもしれないですな。