ノート術のネタも満載 — 藍玉「まずは書いてみる [時間][アイデア][やりたいこと]がどんどん湧き出すメモの習慣」(KADOKAWA)

ブログ「藍玉スタイル」の運営者で、手帳関係のブロガーとして有名な「手帳ライフ研究家」藍玉さんによる「メモ」術。彼女の得意分野は「手帳」であるようなのだが、今回は手帳に限らず「ノート術」にまで範囲を広げている。

構成は

第1章 「毎日忙しい」を解消する時間管理の手帳術

第2章 食事の記録にコーディネートノート・・・日々記録する楽しみ

第3章 仕事のパフォーマンスが上がるメモの方法

第4章 夢や目標じゃ書くことで現実になる

第5章 手帳&ノートがもっと私の味方になる使い方Q&A

となっている。当方は、スケジュールはスマホアプリの「ジョルテ」、ToDoは「Toodledo」で、記録やメモの大半は「Evernote」かiPhoneの「メモ」となってから久しいのだが、仕事柄、会議や打ち合わせが多いのと、お固いところであるので、会議の机の上にタブレットかPCをおいてメモをとるっていうのがギョッとされる職場なので、紙の「ノート」は手放せない。

そういう環境の輩にも、使えるネタ、特に手書きのノートネタであったり、応用できる手帳ネタが多くて、「使えるね」というのが本書の印象。

ネタを全部、書いてしまうわけにはいかないのだが、例えば

会議の内容などのメモは、もらった資料の裏側に書く。この方法は、情報を一元化するのにベストな方法。会議中にノートにメモをとると、後からそれを参照しようとしたときに、探す手間がかかる。

A4の用紙なら、横に、書く前に3分割して折り目をいれる。1/3の幅で改行すると、ほどよい長さの文字数になる。

1枚目の内容について説明をされているときは2枚目の裏紙、2枚目の説明のおきは3枚目の裏紙というようにズラして書いていく(P97)

はデジタル、アナログ共通の仕事術として使えるし、

タスクにポイントを振る。日常的によく(行うタスクで、一日以内に終わるものを2ポイント、数日かかりそうなものを4ポイント、数時間で終わりそうなものを1ポイントなど。

長くても1週間先までのタスクしかポイント付けはしない

ポイントが8以上の大きすぎるタスクは、作業を分割して8以下にする

ポイントを振ったら1日で何ポイントのタスクを実行するかを決めて、行動に移すだけ

1日に設定したポイント数を達成したら、余力があってもそこで終わり(P32~P34)

や、スキマ時間の有効な使い方として

「すぐ済むのに、つい忘れてしまう用事」「緊急ではないけれど、やらなきゃいけない用事」を付箋に、用事を済ませるのに必要なおおよその時間と一緒に書き出す。

書いた付箋は手帳のフリースペースやメモ部分に貼っておく。その場合、かかる時間ごとに並べる

いざスキマ時間ができたら、使える時間に合わせてこなせる用事を選ぶだけ、実行したらその付箋をはがす(P43)

といったあたりは、手法を変えればデジタルにも応用できる。

もともと仕事術やメモ術といったものは、基本的手法はアナログ、デジタル共通であるほうが「使える」ものが多く、可塑性が高い分、利用者の方でいろいろと工夫の余地があり、それぞれの仕事向けのものが独自開発される土台ともなる。

レビューしたもの以外に、まだまだ使えるネタは満載なので、デジタル派も、「手帳術か~」と見くびらずに読んでみてはいかがであろうか。

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