2018-02

仕事術

仕事のスピードが上がらないのは「オフィス中心」の「持ち帰り意識」が原因?

先だってレビューしたグジバナ氏の「世界一速く結果を出す人は、んぜメールを使わないのか」の一節に   仕事を「持ち帰る」といつまでたっても終わりません。どうしてもその場で解決できないときでも、「今その場でわかること」「今返事できること」を見つ...
ビジネス

Gloogle仕込みの「仕事術」の真髄は「世界一速く結果を出す人は、なぜメールを使わないのか」(SBクリエイティブ)

筆者のグジバナ氏は、モルガン・スタンレーを経てGoogleのアジアパシフィック地域の人材開発などに携わり、今は企業戦略やイノベーションのコンサルティングや人事テクノロジーのベンチャーなどにも関係、といった経歴の人。その経歴にふさわしく、本書...
上田秀人

江戸時代はいろんな職があって、かなり面白き時代ですな — 上田秀人「江戸役人物語 武士の職分」(角川文庫)

「留守居役」であるとか「勘定吟味約」であるとか、変わった職に就いている武家の活躍を描いてくれる筆者による、江戸幕府の変わり種役職の物語である。 構成は 変わった役職についてのまえがき 第一章 表御番医師の章 第二章 奥祐筆の章 第三章 目付...
コミック

「農業は国の基本だ」なんて、都会民が言うんじゃねぇ — 荒川 弘「百姓貴族」1〜5(新書館)

「鋼の錬金術師」「銀の匙」で売れっ子漫画家となった荒川 弘氏の自伝的農家マンガである。第1巻の初版は2009年、第1作が「ウンポコ」で初出となったのが、2006年。現在の5巻目が2017年刊行、60話目が2017年であるので、おおよそ11年...
西條奈加

「天保の改革」の本当の姿はどうだったのか — 西條奈加「涅槃の雪」(光文社)

時代小説でよくある時代設定は、江戸時代では、武張ったものでは享保、幕末。町人ものでは、元禄、文化文政といったところが多いのだが、本書は、遠山の金さんこと、遠山北町奉行を登場人物に加えるとはいえ、時代的には少々暗い、天保時代である。 収録は ...
仕事術

批判や反対だけしてくる人にどう対応するか

先日、仕事の関係で複数人で対談する機会があったのだが、その中の一人がとにかく反対したり、批判だけをしてくる人で、司会もちょっと手を焼く事例に遭遇した。 なにせ、当日の対談の内容について「あえて、情報を入れないで臨んだ」といったことを広言して...
ミステリー

しばし、青春時代を思い出させる学校を舞台の本格ミステリーの世界に浸ろう。 — 青崎有吾「体育館の殺人」(創元推理文庫)

ミステリー、しかも謎解きを主眼とする「本格もの」はその舞台が大事で、心を騒がす浮世事や、欲にまみれた社会的事件がうろちょろしていてはいけないと思う。その点、「学校」という、主な登場人物は教師と生徒という環境は本格ものの絶好の舞台であろう。本...
地域振興

キャッシュレス時代を「地域振興」復権・「コミュニティ経済」復権に活かすべき

NewsPicksの共同通信配信の記事「お年玉もキャッシュレス、中国」によれば、中国のIT大手「テンセント」が中国の旧正月のお年玉「紅包」を同社の通信アプリによるスマホの決済サービスで送った人が6億人以上にのぼったらしい。   さらに、C-...
ワークスタイル

電子国家、電子地方政府の進展は、人手不足対策の有効策と思うが、それには働き方モデルケースの確立が必要と思う

PLANET WAY on ASCIIのサイトで、「安倍首相のエストニア訪問で高まる機運、日本が電子国家に向けて本格稼働」として、 インターネット、クラウド、人工知能などデジタルテクノロジーの発展と普及は世界の変化スピードを加速させている。...
ノート術・メモ術

伊東屋の社長のノート術に学ぶ「書きなぐること」の効用

伊東屋の社長のノート術が「伊東屋の社長が「絵」でノートを獲る理由」としてPRESIDENTのWebに掲載されている。記事の主眼は、「絵でノートをとる」ということで、その意図は   絵は多色ボールペンがあれば、1,2分でサッと描けてしまいます...