月別アーカイブ: 2018年2月

「電子書籍 ベスト100 2017」が30%ポイント還元のセール中

>2017年の「電子書籍 ベスト100」が3月8日まで30%ポイント還元のセール中ですね。

主流はビジネス書が多いし、東洋経済のe-bookが多いのだが、新年度を前にちょっと勉強しておこうかな、というビジネスマンはチェックしておいてはいかがであろうか。

気になったものをいくつか挙げると、まずは、この年、働き方改革なのでも注目された「LIFE SHIFT」。人生100年時代に備えて、と政府の掛け声は勇ましかったが、どうやら「働き方改革」の実体は時間外労働の自由化と昔ながらの生産性アップが主流。ライフスタイルの変革には程遠いのが当方の印象

生産性アップと言えば、一世を風靡した「ロジカルシンキング」と「ロジカルライティング」がリストアップ。さらには、ノート術の基本書「100円ノート「超」メモ術」「片づけHACKS」がリリース。

観光・地域振興関係では、デビット・アトキンソンの著作「新・所得倍増論」「新・観光戦略」「国宝消滅」がリリース。文化財を活用した観光戦略は少々手垢がついてきた感じがあるが、とかく、こういうところには金を惜しむ日本の傾向はちょっと再考したほうがよいか、と感じさせる。

「農業は国の基本だ」なんて、都会民が言うんじゃねぇ — 荒川 弘「百姓貴族」1〜5(新書館)

「鋼の錬金術師」「銀の匙」で売れっ子漫画家となった荒川 弘氏の自伝的農家マンガである。第1巻の初版は2009年、第1作が「ウンポコ」で初出となったのが、2006年。現在の5巻目が2017年刊行、60話目が2017年であるので、おおよそ11年にわたる長期連載ではあるし、初刊の頃の農業トピックは、バター騒動であるので、現在の農業情勢とは隔世の感があるのは確かである。

 

シリーズを一貫しているのは、荒川一族、特に親父さんが九死に一生を得た時は、必ず一家の家畜が一頭突然の死を遂げるといった家族のぶちまけ話と「裏百姓貴族」話。

 

特に、「裏百姓貴族」話は、規格外の農作物の旨さであるとか、新車を毎年買い換える「貴族」様のお話など、ほほーっ意外と◯◯なのね、といった話もあるのだが、やはり、読みどころは、農業は大事、心の故郷といいながら、実際の所は全く理解の範疇外にある「都会民」を明るく嘲笑する「うちあけ話」と、農業や畜産の労働の大変さと農業経営の困難さを、明るく「笑い飛ばす」あたり。

 

薬味のかたまりのようなシリーズであるので、全巻を一気読みすると、熱が出てしまいそうになりながら、次の巻に手を伸ばしてしまう中毒性はかなりのもの。そろそろ、2月も終わり。季節の変わり目と年度の変わり目で、様々に変化があるときではあるが、なにが起きようと明るく笑い飛ばして、人生をおくるに必携の書であるかもしれんですね。

「天保の改革」の本当の姿はどうだったのか — 西條奈加「涅槃の雪」(光文社)

時代小説でよくある時代設定は、江戸時代では、武張ったものでは享保、幕末。町人ものでは、元禄、文化文政といったところが多いのだが、本書は、遠山の金さんこと、遠山北町奉行を登場人物に加えるとはいえ、時代的には少々暗い、天保時代である。

収録は

茶番白洲

雛の風

茂弥・勢登菊

山葵景気

涅槃の雪

落梅

風花

となっていて、遠山景元が北町奉行として登場するあたりから、天保の改革の嵐がう吹き荒れ、突然に水野忠邦の失脚と側近たちの処刑まで。主人公は、北町奉行所の吟味方与力の「高安門佑」で、彼が、端女郎の「お卯乃」に出会うところから物語は始まる。

その後、遠山景元の部下として市井の情報を入れる任務を与えられ・・といった形で、天保の改革によって、江戸の華である芝居や、商売の基礎であった「株仲間」の破壊の現場に立会うといった、”改革”による庶民の暮らしの大変化の集合体が本書である。

であるので、主たる読み方は、遠山景元、矢部定謙といった庶民派と、水野忠邦、鳥居耀蔵といった改革断行派とのせめぎあいが読みどころであるのだが、通常なら「悪役」としての色合いが強い「改革断行派」も実は、幕府の行く末を慮っての所作であり、しかも立脚点が、食を断って自死した矢部の死に方をめぐって、お卯乃の

どんなに泣いて頼んでも、常松は食わなかった……あたしら一家は、常松の命を食って生き延びたんだ!

という言葉と、鳥居耀蔵の

先の飢饉で餓死した民百姓のおうが、よほど無念というものだ

あの飢饉で、国中でどれほどの百姓が餓え死んだことか。それを承知であのような死に様は、ご政道を預かる者として言語道断だ

という言葉が重なる時、どちらが正か邪か、グラついてくる。

とはいうものの、こうした四角張った物語の読み方以外に、お卯乃が高安の家に「お預け」になって、同じ屋根の下で暮らし始め、彼女の越中での弟との悲しい思い出を聞いたり、江戸市中の見回りや芝居見物を一緒にしたりとか、くっつきそうでくっつかない二人の仲をやきもきしながら読み進める別の楽しみもある。

二人の仲がどうなるか、最後の方でおもわぬ仕掛け人によるどんでん返しがあるのだが、それは本書でお確かめあれ。

血湧き肉躍る活劇でもないし、胸がすっきりする捕物もないのだが、なにやらしっとりと読める時代小説でありますよ。

スマートスピーカー「eufy」の設定

eufyで音楽やらスケージュールを聞くための設定をする。

設定はAmazon Alexaンのアプリから行う。

アプリを立ち上げて、「三」のところをタッチして、次の画面を呼び出して「設定」をタッチ

すると、次の「Alexa Preferenes」の画面が出てくるので、ここで各種の設定をする

続きを読む

AIによる行政の窓口サービスは、「たらい回し」という悪しき伝統を消し去ることができるかも

C-netで「住民からの問い合わせにAIが対応ーーMRIと30以上の自治体が実証実験」と題して

三菱総合研究所(MRI)は2月19日、「AIスタッフ総合案内サービス」の実証を開始したと発表した。自治体に対する住民からの問い合わせを対話形式でAIが応答する。

AIスタッフ総合案内サービスは、子育て、引越し・住所変更の手続き、ごみの出し方、住民票や戸籍、各種書類の請求など住民からのさまざまな問い合わせ全般に対して、対話形式でAIが応答して必要な行政サービス情報を案内するもの。クラウド型で提供し、各自治体は導入・サービス利用コストの負担を抑えるとともに、常に最新の技術を利用できる。

という記事がエントリー。実証実験の中心は区・市で、基礎自治体の住民サービスの案内サービスが対象の様子であるのだが、実証実験の結果はどうでようが、この試みは非常に賛成。ただ、応答はLINEのような形式がイメージされてるので、ちょっとこれは減点。

できうれば、スマホには抵抗感のある向きも含めて面倒をみるために、音声サービスまで乗り出してほしいもの。

ただ、そうした減点部分はおいといても、人間による窓口サービスの応答が、行政サービスがどこの部署で提供されていて、その手続はどうかということが、人間ではとうてい覚えきれず、カバーしきれないということを考えると、AIの活用により、たらい回しや取次ミスが少なくなるのでは、という期待ができる。

さらに、その手続的なことになると、その部署の職員でないと行き届いたサービスができない、ということも多いから、すくなくとも事務的な部分については、AIによって一定程度代用できるということもできるのだはないだろうか。こうした手続面でのQ&AはHPなどでも出ているのだが。あれを見てすとんと理解できる人はよほどの専門家か経験者でないとムリ、というな場合が多い。できれば、紹介のパターンとか内容とかも、AIで記録して、分析することによって、アドバイスうる内容も、今より分かりやすくすることも可能になるんではないでしょうかね。

我が家にスマートスピーカー Ankerの「EuFy」がやってきた

先だって注文したAnkerの「EuFy」が到着した。先週の金曜日に注文して到着は日曜日。招待メールがくるまでは少々時間がかかったが、いったん注文するとAmazon Primeの配達は早い。

とはいうものの、セッテイングは単身赴任崎にレオパレスなので、実際にセットしたのは昨日の月曜日の夜。それでは、久々の開封の儀というやつをレポート。

まずはパッケージの外観

開封すると、こういうシンプルな梱包。

取り出すとこんな風。本体とマイクロUSBの電源コードだけというこれまたシンプルなもの

電源につないで、セッティングした後は、スマホにまず、「EufyHomme」をインストール。その後、アカウントをつくり、使用するスマートスピーカーを選定し、Wifiにつなぐ。ここで「EufyHomme」の役目はひとまず終了。

スマートスピーカーの機能はAlexaのシステムを使う。「Amazon Alexa」のアプリをインストールし、Amazonのアカウントでログイン。と、これだけで使えるようになりました〜。

こうしたデバイスは当方の場合、説明書もろくに読まずに、勝手に変な箇所をいじったり、余計な操作をして、はまってしまったりということが多いのだが、アプリのガイダンスに従うとほとんど悩まずに設定できた。このあたりは、熟練者を期待しないアメリカのシステムの素晴らしいところですな。

ひとまず、時刻を尋ねたり、お天気を聞いたり、Amazon musicで音楽をかけてもらったりといったところで、夜も更けてきたので昨夜のお遊びは、ひとまず終了。本日からは東京へ出張、明日は実家泊なので、あれこれいじるのは明後日以降になりますな。

批判や反対だけしてくる人にどう対応するか

先日、仕事の関係で複数人で対談する機会があったのだが、その中の一人がとにかく反対したり、批判だけをしてくる人で、司会もちょっと手を焼く事例に遭遇した。

なにせ、当日の対談の内容について「あえて、情報を入れないで臨んだ」といったことを広言して来る態度なので、まあ何おか言わんや、なのであるが、出席者の発言は発言なので、ほっとくわけにはいかない、といった状況。彼の意見へ反論を少しすると、「自分はこう思うから」といった態度で、他人の意見は全く聞き入れないので、なんとも手に負えないのである。

で、当方としては、批判のための批判のあたりは無視、彼の言葉の端っこをこちらに都合のよいようにとって、話をほかへ膨らましていくといった態度で対応。結局のところ、はたからみていると、おそらく話が噛み合わないままに終わったように見えたのであろうが、とかく批判だけしている人とは議論にならず、下手をすると中傷合戦になることが多いので、それだけは避けることができた(公開討論の中傷合戦はどちらが正しくても、あまり美しくないので、好きではない)

 

こうした時の対応で、一番まずいのは、正面から受けて議論を拡大して説得しようとすること。なにせ、相手は話題についての知識・情報をあえて少ない状態でやってきているのだがら、もともと自らの感覚だけで反応している状態なんで、感情的なやりとりに陥ってしまうことが多いような気がする。

 

こうした時の対応としては

①こちらから遠ざかっていく。離れたポジションを確保して関わらない

②別のエリアにもっていって、「すれ違い」にあえてなる

といったやり方が、こちらの被害が一番少ないと思う。

「全員がこちらを理解してくれるわけではない」、そんな感覚で物事に対処することも必要なのでありましょうね。

 

しばし、青春時代を思い出させる学校を舞台の本格ミステリーの世界に浸ろう。 — 青崎有吾「体育館の殺人」(創元推理文庫)

ミステリー、しかも謎解きを主眼とする「本格もの」はその舞台が大事で、心を騒がす浮世事や、欲にまみれた社会的事件がうろちょろしていてはいけないと思う。
その点、「学校」という、主な登場人物は教師と生徒という環境は本格ものの絶好の舞台であろう。
本書は、そうした「環境」を十分に生かし、神奈川県の風ケ丘高校の旧体育館でおこる事件である。

構成は

プロローグ 前口上
第一章は事件とともに始まる
第二章において探偵役が登場する
第三章は容疑者絞りに費やされる
第四章の末尾で全てのヒントが出そろう
幕間ー読者への挑戦
第五章は解決編である
エピローグ 舞台裏

となっていて、まずは、旧体育館のステージで、放送部の部長・朝島友樹(3年生)が刺殺されるところから事件は始まる。ナイフから指紋は検出されず、出入り口はどこも鍵がかかっていたか、生徒がいて”密室状態”という、まあ、典型的な滑り出しでありますな。

そして、捜査に訪れる神奈川県 県警の捜査に来た警部・仙道、刑事・袴田優作の妹が同じ学校の2年生。卓球部・袴田柚乃。黒いセミロングの髪に、大きな瞳。肌は白く、練習着から伸びる腕も細めで、どこからどう見ても文学少女風、といった様子でなのだが、この細かな設定が活かされるところは、ちょっと見当たらない。

なおかつ、探偵役となる裏染天馬は、学校の文化部部室棟で無許可で暮らしている天才のオタクで、成績はこの前の試験で突如トップ。ワトソン役は新聞部部長・向坂香織。赤いフレームの眼鏡をかけ、ショートの神を留めるヘアピンも同じ赤といったところが事件を解いていく主なキャストである。

事件は、放送部の朝島部長殺害事件だけなので、本格モノによくある、連続殺人とかではないので、謎解きが好きな向きは、あれこれ浮気せずに一つの設定の謎に取り組むことが出来るのだが、当方のようないい加減な向きは、裏染や袴田柚乃、向坂を中心とした、ワチャワチャとした学園モノが展開される中で謎解きがされていくといったところを楽しむことが出来る。

遠い過去となってしまった、高校時代の記憶をあれこれと思い出させる、軽めの本格ミステリーでありました。

キャッシュレス時代を「地域振興」復権・「コミュニティ経済」復権に活かすべき

NewsPicksの共同通信配信の記事「お年玉もキャッシュレス、中国」によれば、中国のIT大手「テンセント」が中国の旧正月のお年玉「紅包」を同社の通信アプリによるスマホの決済サービスで送った人が6億人以上にのぼったらしい。
 
さらに、C-netによれば「屋台でもスマホで決済—首相の”鶴の一声”で加速するシンガポールのキャッシュレス化」ということで、同国の大手電子決済サービス会社が提供するサービスでQRコードに寄る決済システm樹を小売店や飲食店などにも利用範囲を拡大をはじめたとのこと。さらに、スマートウォッチによる電子決済も導入され、小学生に6000個の端末が配布されたらしい。
 
このあたり、中国は国土が広く、しかも国内の出稼ぎ大国なので、遠くの知り合いに現金を渡す必要性と偽札問題といったこともあるだろうし、シンガポールは電子国家はうちが一番ってな矜持があるので、中国には負けたくない、といったところであろうか。
 
ただ、こうしたキャッシュレス時代が広がっていくことは間違いなくて、中国やシンガポールあるいは欧米のカード社会と同等とはいわないまでも、日本へも浸透してくるのは間違いないだろう。
 
で、こうした動きを「地域の活性化」に犯す方策はないかな、と妄想したのが、以前流行した「地域通貨」をキャッシュレスでやっていくことはできないかな、というもの。もちろん、通過管理や決済が、キャッシュレス・システムが応用できるのでは、ということもあるのだが、もっと大きな理由は、キャッシュレス社会の普及で、地域通貨のもつ胡散臭さが緩和できるのでは、というところ。
というのが、地域通貨が普及しないのは、日本人の「現金」に対する信頼の度合いが大きすぎるからでは、と思うからである。「現金」への信頼度が高いがゆえに、「現金」に裏打ちされないものは信用できず、だからこそ、「地域通貨」は玩具の銀行券のように感じられ、普及しないのではないだろうか。
 
現金から「電子マネー」あるいは「電子決済」へ進む過程で、地域通貨が復権し、「コミュニティ経済」の復権へと進むとうれしいですね。
 

AnkerのEufy Genieを注文した。スマートスピーカーのデビュー間近。

AmzonのEchoやEcho Dotの招待メールを送るのだが、一向に招待がかえって来ないので、欲求不満が溜まってたところなので、AnkerのEufy Genieの招待メールを出していたら、ありがたいことに許可されました。感謝、感謝。

そんなにスマートスピーカーが欲しければ、Goolge Homeでもいいのだが(AppleのHome Padは日本ではまだ手に入らないしね)、「OK Google」と呼ぶのはちょっと違和感があるし、申しわけないがLineの物は食手が動かなくて、Echoの招待を待っていたのであるが、「待ちかねた〜」という次第。

もっとも、単身赴任中の部屋はスマートホーム化してみるかってな欲望にかられて、Urantのスマートコントロールを購入していて、エアコンとかテレビのONOFFとかチャンネル替えとかは、スマホで出来るようにしているのだが(Wifeが切れがちであはあるのだが、これはガジェットのせいななのか、レオパレスのWifiの容量がいっぱいいっぱいのせいなのかはわからない)、スマートスピーカーには、これとは違ったちょっと違った期待感がある。

それは、「IoT」「Ai」が身近に感じられる生活というのはどんなものか体感できるかな、というところ。スマートコントロールといったガジェットはスマホを介してのものになるし、例えばIoTにしても冷蔵庫やテレビやそこらの家電が勝手にネットにつながって何をしてようが、まあ知らねえよ、ってなものなのだが、もっとも肉質的である「言葉」で反応してもらえるってのが気を引くのである。

ここらあたり、日本人の鉄腕アトムに代表されるロボット好きなところかもしれない。最近、Aiについて、そのブラックボックス的なところを懸念する声がだんだん拡張してきているようで、これはPCとかスマホが生活の中に入ってきた時と同じような感じがして、こうした心理的な尻込み感のせいで変化が起きていかないのは寂しい感じがする。

まあ、そんなに「生活に変化」といったことはないのかもしれないが、Eufy Genieが届いたらまたレポートいたしますね。