自然が豊富だからと言って、「自然回帰(バイオフィリア)志向のオフィス」が移転してくわけではないと思うよ

NewsPicksに「バーや卓球台は時代遅れ、オフィスの最新トレンドは「自然回帰」」ということで、Amazonやサムスン、アリババの本社オフィスで、従業員の満足度と生産性を維持するために、今までのバーや卓球台をオフィスに備えることに代わって、オフィス内に植物を大量に植えたり、庭や滝をつくったり、ということがブーム(「バイオフィリア」というらしい。)になっているらしい。

こうした先端企業のトレンドは時間をおいて、日本でも流行するのはGoogleのオフィスを真似たオフィスがあちこちにできたのと同様、きっと東京ででてくるよね、と思う。

で、こうした時、地域振興の従事者が勘違いしがちなのは、自分の地域では自然がもっと豊富なのだがら、オフィス移転も夢ではない、本社機能の移転も現実になるぞ、という幻想に陥ってしまうことだろう。

 

よく考えて欲しいのは、バイオフィリアを導入したといわれる企業のオフィスの所在地は全て都会地にあるということ。

つまりは、企業活動の生産性と便利さを犠牲にするつもりはなく、あくまでも社員の生産性を増加するために一つの手段である、ということ。なので、いくら巨大なバイオフィリアだと、自然の真っ只中のオフィスをつくっても、オフィス移転には結びつかないのでは、と思うのである。

 

むしろ、考えるべきは、会社全体で自然回帰するつもりはなくても、個人として自然回帰したがっている人は増加しているということにいかに対応すべきか、ということであろう。それはおそらく、自然豊かな環境の中でシームレスに仕事ができるテレワーク環境の整備であろうし、地域全体で、テレワークができる環境をつくる、あるいはテレワークに的sた揮毫や個人の移転を支援するといった取り組みなのではないだろうか。

「自然があれば、必ず人はやってくるよ」といった、自然幻想は早々に捨てたほうが良いと思いますね。

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