カテゴリー別アーカイブ: 石ノ森章太郎

Kindle無料本ー石ノ森章太郎の「仮面ライダー」「人造人間キカイダー」「サイボーグ009」の1巻が提供ー機械が自分の外部にあった時代の物語

Kindleの無料本で石ノ森章太郎の「仮面ライダー」「人造人間キカイダー」「サイボーグ009」の1巻が提供されている。

いすれも、当方のような唱和30年代世代には、懐かしいものばかりなのだが、その後のエヴァンゲリオンなどより、ずっと以前に、機械(マシン)との融合について描いたものとして、シンボル的な価値があると思っている。

そして、共通しているのが、けして本人が志願してではなく、強制されて、あるいは意識を失った状態で、機械化されているところで、このあたり、当時は機械が自分の身近にあるものではなく、他者として自分の外部にあるという認識が時代的通念であったといっていい。そして、主人公は、そうした機械との混合体となってしまったことに悩み、公開しているといったシチュエーションがそこここに見られる。

そして、このあたりの感覚は、脳の古い皮質に刻まれた「種」の基本的な認識であるかもしれず、現在スマホやPCが身近にあって自分の器官のように使っているように見えて、これからAIとかロボットとかが我々のごく近いところにきた途端、拒否反応を示す原因となるのかもしれない。

まあ、なにはともあれ、古き良きサイボーグものも風情があるもの。お試しあれ。