ラオスで恋愛モード炸裂 — たかのてるこ「モンキームーンの輝く夜に」(幻冬舎文庫)

「モロッコで断食(ラマダーン)」に続く、たかのてるこさんの旅本第4弾。
この人の旅本は、冊数を重ねるに従って、恋愛モードが高まっていくのだが、今回の「モンキームーンの輝く夜に」は、もう恋愛、恋愛、恋愛・・・・、と恋愛モード満開といったところである。
訪れる国は「ラオス」。
お決まりのように、「ラオス」ってのは? と、Wikipediaで調べると、
ラオス人民民主共和国(ラオスじんみんみんしゅきょうわこく)、通称ラオスは、東南アジアの内陸国。北西のミャンマーと中華人民共和国、東のベトナム、南のカンボジア、西のタイの5カ国と国境を接する。
といったところで、社会主義の国らしいのだが、他の社会主義国と同じく西側諸国とのつながりも必須となっているらしく、また、地理的な面からタイやベトナムとの関係ぬきにしては経済が立ち行かない状態のようだ。
で、今回は、恋愛の相手となるラオス青年(なんと10歳年下だ)に、ピエンチャンで、日本語で話しかけられるところがプロローグになっている。
今回は、最初から恋愛モード炸裂である。まあ、本編は、最初は、ピエンチャンの市場で、土産物店の親子に昼ご飯をご馳走になったり、途中で知り合った青年たちとビアパーティーに行ったり、と、いつもの人懐っこい筆者の旅で始まるのだが、途中、今回の純愛旅のお相手であるラオス人青年「シノアン」と出会ったあたりから、話は、どんどん、どんどん、恋愛モード全開になってくるのである。
まあ、一旦、ピエンチャン近くの、彼の村で恋愛モードになった後に、一人で北ラオスに旅立って、ルアンパパーンと言う町で若い坊さんばかりの寺に遊びにいったり、ルアンナムターという町で、英語学校の臨時生徒になったり、コンドームの普及に歩いている青年たちに会ったり、とそれなりの旅の風情はあるのだが、どうも、今回は、底の方に「恋愛、恋愛・・・・」があって、どうにも、お尻のあたりがこそばゆい。
だが、そうはいっても旅は旅。旅の終わりは確実にやってくる。留学試験に受かって、日本に行くという青年と泣く泣く、ラオスの空港で、涙ながらの別れをすることになる。
日本とラオスと離ればなれになりながら、「早く一緒になりたいよー」とインターネットメールで、不安を持ちながらも、愛を確かめ会う恋人たち。果たして、二人は、いつ結ばれるのでしょうか・・・・?
といったところで、今回のお話は終わる。
さてさて結末は、というところだが、結果は次作「ダライラマに恋して」を待て、といったところ。
うーむ。年くったおじさんとしては、ちょっと今回のネタは辛かったのが、本音である。

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