アメリカと日本の電子書籍の比較記事に思うこと

続けての電子書籍ネタであるのだが、c−netでアメリカと日本の電子書籍事情を比較した記事(日本は電子書籍系の「後進国」なのか?・・米国との差を「刊行点数」から推定)を一読したので感想を少し。
記事の要旨的には
・アメリカの電子書籍の普及率は2割から3割というが、それは一般書に限っての話。高等教育向け、児童向け、専門書をいれると1割
・日本の総合書籍市場も電子書籍のシェアも1割
・電子書籍の出版数を見ると世界のビッグ5の出版数は19万、日本のビッグ7の出版数は7万
で、どうやら日本の電子書籍事情はアメリカと比べて、さほど遜色のない状況のようで、「日本の出版界を遅れている」は間違い、といった論調。
なにやら日本の出版界の擁護っぽい記事であるのだが、電子書籍の先入観を揺さぶってくれる記事ではある。ただ、この点数の内容をみないとはっきりとした普及の是非は問えないところもあって、せめて一般書籍なのかコミックなのかぐらいの情報をみてアメリカと日本の電子書籍普及の優劣はつけるべきではある。
個人的な印象をいえば、日本の電子書籍はコミックが多いという情報もあるし、欧米に比べてコミックの出版自体も多い気がして、やはり電子出版の普及の度合いは一般書籍で図るべきであろうと思うのだが・・

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