FirstCabin愛宕山に泊まったついでに、東京の宿泊難について(ちょっと)考えてみた

先だってのエントリーで東京のホテルの予約難のことに触れたのだが、さる隣国の観光客の訪問数の増大の影響で、宿泊料が1万円前後のホテルはかなり前から予約でいっぱいになっていて、例えば今年初め頃までの都内のお値頃ビジネスであった「東◯イ◯」などは千葉、神奈川あたりになると空いているのだが、都内では立川、八王子あたりまで行かないと空いていない。「ア◯ホテ◯」などは結構宿泊料も値上がりしているのだが、それでも予約でいっぱいとなることが続いている。

観光立国を目指す日本国としては喜ばしいかぎりなのだろうが、さりとて日本の辺境に住まう当方としては東京での午前の会議や夕方からの打ち合わせや会議をこなそうとすると、どうしても宿泊が必須なので、お値頃のホテルが満杯となると、日本中流の民としては、なんとも困った状態なのである。

ということで、今回の宿泊先もFirstCabin。先程は「築地」に泊まったのだが、今回は「愛宕山」

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フロントは6Fにある。ただ、宿泊階は3F〜となっているので上階に設けてあるのは防犯上か消防上の配慮かも。

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部屋の設えは「築地」と同じ。MacBookAirやiPadは必携とはいえ、その他にものはできるだけ軽装で動きたいもの、とはいえ充電装備はいるし、といったところでコンセントを探しまわったり、内装設備に使い方やホテルサービスをかれこれ調べたりといったことは、ビジネストラベルではできるだけやりたくないので、持ち運ぶものや所作が共通でいけるので、こうしたチェーン店はアメニティや内装が一緒なところが有り難い。

さらに、今回は会議や調査仕事が重なり荷物が大きくなってしまったのだが連泊となった。カプセルホテルでは荷物の保管がどうかな、と思ったのだが、大きな荷物はフロンので預かってもらえたので、相手先に必要最小限の荷物で行くことができた。

ちなみに朝食はこんなので、パンは食べ放題。スープは日替わりらしい。

1日目はミネストローネ

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2日目はオニオン・コンソメ

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築地は欧米系の宿泊も多かったのだが、今回はオープン仕立てということもあってか日本人がほとんど。これから外国人観光客が増えていくと、おそらくは高級ホテルへ流れていく層よりもこうしたところへ流れ込んでくる方が多くなるであろう。

というもの、外国からの訪問客と言ってもそうそうお金持ちはいないわけで、その国の中間層への広がりが多くなるのだろうから、どうもいまの高級ホテル拡大志向は果たしていいのか、と他人事ながら心配をしてみる。ただ、どうも中級レベルとホテルや宿泊施設の拡大は、都内の地価などなどをみるとそう簡単にはいかないようで、そうなると、宿泊難はますます悪化し、日本の辺境在住者たちは、東京での仕事は関東近郊の宿泊地からの都心部移動か、日帰りかといったことを真面目に検討しないといけなくなるのだろうが、それにも限界がある。

いっそのこと、都内で仕事をしないといった方法、例えばSkypeなどのデジタル的な手法の多用とか、周辺部での打ち合わせとか、都心部以外で仕事をする方法論を、本気で模索しないといけないのかもしれないですね。

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