二拠点生活で「クラウド化」「デジタル化」の重要性を改めて認識

世間的には単身赴任生活というのかもしれないが、本社での会議も多く、また高速を使えば1時間30分程度の距離で、週末は実家の往復も多い、「二拠点生活」。

暮らし始めた時は、路地はおろか、スーパーなどの生活に必要な店の位置もおぼつかなかったのだが、「3日3月3年」とはよくいったもので、2月ぐらい経過するとなんとなく地理感ができてくるし、生活のリズムもなんとか落ち着いてくる。

ただ、そうした中でも前述のように本社や実家の滞在や往復が頻繁にあると、どうしても移動先で仕事やら家庭やらの書類や、蔵書を読むといった日常的にこなさなければならないことが増えて、改めて「クラウド化」「デジタル化」の重要さ、有り難さを思い知ったという次第。

とりわけ仕事のデータは、ほとんどが紙媒体で保存されているという事態であったので、移動先では、過去のデータはほとんど参照できないといった状況で、ついつい出かけるのも億劫になりがちであったのだが、どれをデジタル化するかなんてことを考えずに、残っている紙データをとにかくスキャンし始めたのだが、過去データの2/3あたりをスキャンし終わり、デジタル・データをザッピングしたあたりから、今までの経緯などがくっきりとしてきた。

どうやら、大前健一さんがマッキンゼーに入社したてのころ、過去のカウンセリング事例を収めたフィッシュチップを徹底して読みこむことによって生じた効果と同じようなことが、ささやかではあるが起こり始めたのかな、と思った次第で、あらためて「デジタル化」の効用、しかもそれをDropBoxといったクラウドストレージに収めることによって、どこでもデータを参照できる効果を思い知った感がする。

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