お誘いがあって、鳥取県が誇る府上アワーパーク「花回廊」の「フラワー・イルミネーション」のオープニングに行ってきた。今年のイルミネーションのオープンは11月9日で、例年であればもっと寒いのかもしれないが、最近の気候不順で結構、暖かいオープニング。
昨年は150万球だったのだが、今年は140万球にシェイプアップし、委託業者の人に任せきりにせず、職員が設置したり、きめ細かに準備をしたとのこと。ともすれば、物量の多寡のみが評価されたりするきらいがあるのだが、実はこうした細やかさが、施設の人気を左右することが多いので、こうした取り組みは評価すべきですね。
まずはエントランス。宇宙人とかもいて、かなり欲張ったつくりである。
エントランスを過ぎたら、ドームへ向かう回廊を進む。イルミネーションのアーチが設置されていて結構、ロマンチックな雰囲気をつくってますね。
ドームの中はこんな風。タッチパネルが設置されていて、お客さんがそれを触ることによって、色が変わったりして、イルミネーションのショーが始まる。
ドームを出て、園地をぐるっと取り囲んでいる回廊を通って、広場的なところへ。
ここにはハート型のイルミネーションもあるのだが、カップルが愛を語り合う場所なんて、シチュエーションをつく出したら、恋人たちの聖地になるかもしれんですね。
回廊の途中では、噴水的なイルミとドームが望めるこんなところもある。3分おきにイルミネーションが動くので、近くにきたらしばらく待ってみてくださいな。カップラーメンができるぐらいの時間なので、なんもせずに3分間待つのは結構苦痛かもしれんですが、我慢した甲斐はありますよ。
さらに今年の初物は、このイルミネーション列車。おっさんが言うのもなんなのだが、結構可愛らしい出来。、これがくるくる園地のを回っているので、うまくいけば、乗れるかもしれないですね。
最近は、ナイトツアーっていうのが、地方のアミューズメント施設や観光地でも必要性を問われるようになってきているのだが、如何せん、昼間の利用をメインに設計されていて、地方の施設、特に公共系の施設では対応できていないところが数多くある。
そんな中で、この花回廊は、ナイトツアー向きのコンテンツをつくることのできた例ではあるんだが、100万球のイルミネーションが開始されてから5年が経過した今、さらなる脱皮が求められるときなのかもしれない。
まあ、何はともあれ、このシーズンの風物詩ではある。このシーズンに山陰にお来しの際は、訪れてみてはいかがでありましょうか。
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