300歳の独身魔女の「こじらせ」ストーリー ー 「魔女は三百路から」(白泉社)

地味で年齢を重ねた、職場のお局様という存在は、漫画の主人公としてはあまり向いている方とは思えないのだが、三百路(みおじ)となった独身魔女となると、年季が入って熟した魅力が出てくるものらしい。
まあ、こんな感じの女性であるので、300歳とは思えないほど若々しい感じでありますね。

Majyo 300sai 01

【収録は】

第1夜 300年の孤独
第2夜 冒涜的夜会
第3夜 憤怒の満ち
第4夜 生涯魔女宣言
第5夜 魔女の血
第6夜 逢魔が時
第7夜 運命の悪戯

の7編なのであるが、魔女が主人公とはいっても、おどろおどろしい怪奇ものっぽいストーリーや、魔女がその魔術を使って男性を・・、といった展開を期待してはいけない。実のところ、300歳を重ねた独身(魔女)女性の「こじらせ」ストーリーである。

 

【注目ポイント】

主人公の黒川御影は、江戸時代には「月影の魔女」として恐れられた(なんで恐れられたのかは定かではないが)経歴のせいか、悲しい男性経験は積み重ねるほどたくさんあるようで、梅毒で死んだ男や、男に借金を踏み倒された話などなど、普通なら複数の女性のダメンズとの経験を、一人で経験しているのだから、その鬱積も数人分というわけである。

とはいうものの、おひとりさま結婚式を挙行したり、過去の片思いの相手・高杉晋作の生まれ変わりらしい同僚のに鰹節まみれの姿を見せて自己嫌悪に陥ったり、とか、かなり痛々しい行動がつづくわけで、
第一巻の結末は

Majyo 300sai 02

ということなんである。

【まとめ】

今後の展開はどうなることやら霧の中なんであるが、まあひとまずは、300歳魔女の「おひとり様」継続中のあれやこれやと気楽に読んでおきましょう。

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