外出できない今、グルメ・マンガで心を和ませよう

ストレスがたまった時の気晴らしには、旨い店巡りに限るってな人も多いと思います。
でも、新型コロナのおかげで外出もままならない今、家で美味いものを食べても、なにか物足りない気分になっているのではないでしょうか。そんな心のスキマを埋めてくれるのに最適な、Kindle Ulimitedで読める「グルメ・マンガ」を紹介しておきましょう。

【オススメ本と注目ポイント】

◇どんぶり委員長◇

どんぶり委員長 : 1 (アクションコミックス)

家庭のしつけが厳しくて、今まで「丼もの」を食べた経験がなかった優等生の学級委員長の主人公が、クラスメートの男の子のつくってくれた「親子丼」に開眼して、丼フリークになって、定番の丼だけでなく、コロッケ2食丼とか、絶品ナポリタン丼などなど様々な丼をそのクラスメートにつくらせて堪能する展開。こういうグルメ・マンガのお決まりのレシピもきちっと掲載されてます。

◇荒野のグルメ◇

荒野のグルメ 1

先だって記事を書いた「土山しげる」さんが、久住昌之さんの原作で作画したシリーズもの。小さな商事会社の営業課長を務める主人公が、上司や取引先とのいろんな仕事のうさを、自宅の一駅前の飲み屋街の小料理屋で癒やす物語。
出てくる料理は、白ネギ、ミョウガのみじん切、大葉の細切り、にんにくの薄切りをたっぷり散らしたカツオのタタキの刺し身であるとか、ほうれん草、キャベツと薄切りの豚肉を鍋にして大根おろしとネギの薬味で食する常夜鍋とか、一癖あるものが多いのだが、料理の前にまず「小瓶のビール」というのが特徴ですね。

◇流浪のグルメ 東北めし◇

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土山しげるさんの「喰いしん坊」で主人公の師匠役となったフードファイター(正業はトラック・ドライバーのようですね)のハンター錠二が、東北各地の「絶品」の食事を紹介する物語。
例えば第一話の「仙台」に錠二の勧めるのは、「大衆食道 半口屋」の定食、上海料理・昇龍萬寿山の「水煮肉片」と「上海ラーメン」、仙台朝市の「じゃがいもころっけ」、喫茶・珈須多夢の「バター・トースト」、立ち食い蕎麦・神田屋の「イカゲソかき揚げ蕎麦」、とんかつ叶屋の「味噌とんかつ」といった具合である。店名のほうは実際にある店名を少し変形させてあるようなので、リアルで来店するときはちゃんとググったほうがよさそうですね。

◇桐谷さん、ちょっ、それ食うんすか!?◇

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最後はちょっと変わり種のグルメ・マンガ
美人で学校一の人気者の「桐谷翔子」の食の方向性は「雑食」
女子であれば悲鳴をあげて逃げていくであろう「カエルと野草のスープ」や「マムシの網焼き」、「サソリの素揚げ」といった料理がさり気なく、フツーに出てくる変わり種です。

【レビュアーから一言】

「外出の自由」が制限されるということは「外食の自由」を失うことと同義であったということを、今回の騒動で知ったわけなのですが、今まで、我々は自由に「外食」できる素晴らしさを食い散らかしていたのかもしれません。グルメ・マンガを読みながら、「withコロナ」の時代の「食べ歩き」についてちょっと考察してみてもいいかもしれません。

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