ひろゆき「なまけもの時間術」=時間に追われて頑張らなくても幸せになれる方法教えます

日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」の開設者で、現在はパリ在住で「未来検索ブラジル」などの経営に携わりながら、その論評がいろんな意味で話題をよぶ、現代の鬼才「ひろゆき」氏が、「成果主義社会」の変わっていく日本で「生き残る」ためのセオリーをアドバイスしているのが本書『ひろゆき「なまけもの時間術 管理社会を生き抜くセオリー23」(Gakken)』です。

構成と注目ポイント>時間に追われて頑張らなくてもいい仕事はできる?

構成は

1章 時間と自由ー優先順位のぶっちぎりトップは自
 1 「時間をやりくりする」という発想を疑ってみる
 2 「時間を守る」って、そんなにエラいわけ?
 3 仕事に時間を使うか?遊びに時間を使うか
 4 遊んでいると、いつの間にかお金が儲かっている人
 5 時間を「切り売り」するな
 6 「明日できることは、今日やるな」
2章 時間と仕事ーもう、そんなに働かなくていいんじゃないか
 7 仕事に使う時間は少なくていい
 8 なるべく、頑張らない
 9 真面目な日本の「窮屈」な働き方
 10 好きを仕事にしない、という選択
 11 自分がいなくても、世の中は回っている
 12 「堂々と休む勇気」を身につける
 13 「自由な時間」が仕事になって価値を生む
3章 時間と努力ー一生、イージーモードで楽しみきる
 14 「遅刻」とのつきあい方
 15 「間違った努力」という時間のムダ
 16 迷うのは「人生の岐路」だけでいい件
 17 他人の心配より、自分の心配
 18 とりあえず、やってみたもん勝ち 
4章 時間と幸せー時間を制した者が、幸せを制する
 19 人間はヒマだと不幸になる
 20 イヤなことに時間をつかわない
 21 人生で「お金」と「幸せ」は切り離して考える
 22 後悔しない生き方のススメ
 23 僕たちは、生きてる限り「勝ち組」なんじゃないか
あとがき 人間っていつか死ぬんですよね

となっていて、まず冒頭のところで、成果主義やコスパがどんどん重視され、過去のように定時出社で真面目に仕事をしているだけでは給料は上がらない、と指摘しつつも、そんな時代に生き残るために大切なのは「なまけもの」になること、という仰天のアドバイスから始まるのが本書です。

というのも、成果主義が徹底されていく中で重要になるのが「時間の使い方」というのは、よくある「時間術」本と一緒なのですが、本書では

「どんなときでも。与えられた時間の中で、最大の価値をつくる」
これが、僕の時間についての基本的なセオリーです

とか

人間の脳は、頭を使わない単純作業をしているときのほうが、思考しやすいようにできています。
だから、わざわざ考えるための時間を確保しなくても、歩いている時や電車に乗っている時・・・なんかにいろいろ考えることはできるのです。

といった感じで、時間術の類書とは相当違った「時間の使い方」論が展開されるのが筆者らしいユニークなところです。
なので、

頭は使いすぎないほうが仕事は成功しやすい。だから、使える時間全体の2割くらいに留めたほうが仕事で成果は出やすい気がします。
(中略)
もしも仕事に行き詰まったら、いっそ遊びに頭脳のほとんどを使って、その余力で仕事をするくらいに考えたほうが、じつは、ちょうどいいのではないでしょうか

であったり、

僕の基本は、毎日、やりたいことをやっているだけなのです。
そこで、特に付加価値をつけようとは意識していない。
ただ、やりたいことをやっているがゆえにお、保管人が費やせないくらい長時間やり続けることができて、それだけ情報も蓄積されるという点が、自然と価値につながっているみたいです。

といったある意味、逆説的で少々、イラッとくる人はいるかもしれないアドバイスが、さっくりと登場してくるのが本書の特徴の一つでもあります。

まあ、乱暴なアドバイスや、今までの常識の逆から攻めてくるものも多いのですが、凝り固まった発想になりがちのビジネスマンほど、本書を読んで「心」を柔らかくしたほうが良いと思います。

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レビュアーの一言>常識からずらした考え方をしてみよう

本書の最後のほうで

過去はどうしたって変えられません。
過去を見ている限り未来のことは見えないし、未来が見えなければ、そこでうまくいくことはないと思います。

というところがあるのですが、今の日本社会の「閉塞感」は、過去の成功や失敗に良くも悪くもこだわりすぎているところにあるのかもしれません。

騙されたつもりでもいいから、今感じている不安は虚構なんだと思いこんでみると、トクすることはあっても、損することはない気がしますよ

というアドバイスに従って、「常識からちょっとずらした考え方」をしてみるのが大事なのかもしれません。

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