辺境駐在員

吉川英梨

ハラマキは学生時代の恩人を逮捕できるか? ー 吉川英梨「氷血」

「昨今、急増するストーカー犯罪やDV被害に苦しむ女性を救うため」という名目で警視庁に新設されてはいるのだが、実は女性が絡む事件であればどんなものでも首を突っ込むという「女性犯罪捜査班」を舞台に、「ハラマキ」こと「原麻希」警部補が活躍する、『...
ビジネス

メンタリストの読書術の秘伝を学ぼう ーDaiGo「知識を操る超 読書術」

メンタリストとして有名なDaiGOさんなのだが、本書によれば たとえば、私は1日に10冊~20冊の本を読んでいます ということで、彼の多岐にわたる活動や、多数の著述も、大量の読書で支えられているらしい。 そんな筆者が、本を大量に読んで、内容...
吉川英梨

税理士母子の誘拐殺人事件に隠された真相は? ー 吉川英梨「通報者」

「昨今、急増するストーカー犯罪やDV被害に苦しむ女性を救うため」という名目で警視庁に新設されてはいるのだが、実は女性が絡む事件であればどんなものでも首を突っ込むという「女性犯罪捜査班」を舞台に、「ハラマキ」こと「原麻希」警部補が活躍する、『...
吉川英梨

サイコパスの研究が連続殺人を生み出す ー 吉川英梨「5グラムの殺意」

「昨今、急増するストーカー犯罪やDV被害に苦しむ女性を救うため」という名目で警視庁に新設されてはいるのだが、実は女性が絡む事件であればどんなものでも首を突っ込むという「女性犯罪捜査班」を舞台に、「ハラマキ」こと「原麻希」警部補が活躍する、『...
乙嫁語り

スミスとタラスの旅はペルシャへ向かう ー 森薫「乙嫁語り 12」

19世紀の中央アジア、カスピ海の都市を舞台に、若い「夫婦」たちの暮らしを描く「乙嫁」シリーズの第12巻。前巻で、悲恋のまま離別してしまうのかな、と思われたところを一挙に持ち直して、一緒になったスミスとタラスのその後の旅の様子を中心に描かれる...
宮下英樹

信長は「吉乃」に出会い、織田家敗戦の中、家督を継ぐ ー 宮下英樹「桶狭間戦記 2」

「センゴク」シリーズのビフォーストーリーである、「桶狭間戦記」シリーズの第2巻。 前巻で、信長を全国級に押し上げる原因となった「桶狭間」で敗れた今川義元が、名軍師・雪斎とともに、今川家の家督を継ぎ、今川仮名目録の改定など富国強兵に強め、今川...
コミック

「心」は小学校の教員へ。事件防止へ地歩を固めようとするが・・ ー 東元俊哉「テセウスの船 2」

自分が生まれるほぼ三十年前に起きた、小学校の大量殺人事件の頃にタイムスリップした主人公が、事件の真相を究明する活動と、その事件の発生を防止しようとするタイムスリップ・ミステリー「テセウスの船」の第2巻。 前巻は、事件のおきた1989年の北海...
宮下英樹

「センゴク」のビフォー・ストーリーが開幕し、今川義元登場。 ー 宮下英樹「桶狭間戦記 1」

センゴク・シリーズの主人公である仙石権兵衛が仕える豊臣秀吉の主君。織田信長が、桶狭間で討ち果たす、今川義元の幼少期から、桶狭間の合戦までを描く、「センゴク」シリーズのビフォーストーリーが、この「桶狭間戦記」シリーズ。 シリーズの主人公は、今...
ヤマザキマリ

ネロはコルブロ将軍を処刑し評判下落。一方、プリニウスはフェニキアへ ー ヤマザキマリ、とり・みき「プリニウス 9」

古代ローマ時代の政治家で、天文、塵、動植物、鉱物、地理などなど当時の世界の情報を集めた「博物誌」をまとめた「プリニウス」とローマに放火して焼き尽くし、「暗君」の見本のように扱われている「ネロ」をメインキャストにした、古代ローマの「叙事詩的」...
東川篤哉

事件は「会議室」じゃなくて、武蔵溝ノ口で起きてます ー 東川篤哉「探偵少女アリサの事件簿2 今回は泣かずにやってます」

ロリータ・ファッションに身を包み、表面はいたいけな純真無垢な少女ながら、実はドロップキックを武器に犯人を蹴り飛ばす「名探偵(?)」の両親をもつ、10歳の小学生探偵という異色の主人が活躍するドタバタ・ミステリーが、この「探偵少女アリサ」シリー...