信長のシェフ

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信長の海外雄飛を脅かす「南蛮」が忍び寄る ー 梶川卓郎「信長のシェフ 25」

現代からタイムスリップをしたフレンチのシェフが、織田信長の専属料理人となった上に、彼の命を受けて信長の前に立ちはだかる様々な難題を「料理」によって解決していく「信長のシェフ」シリーズの第25巻。 時代的には、石山本願寺との争いはまだ決着して...
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信長の世界雄飛の志は、水軍の若き頭領に届くか? ー 西村卓郎「信長のシェフ 24」(芳文社コミックス)

前巻は戦国の雄・上杉謙信が病死しその跡目をめぐって「御楯の乱」が起きる中、毛利から荒木村重への調略が動き、そして、信長は世界雄飛へ向け戦略を練るってなところで終わっていたのだが、今巻はこれを受けてそれぞれの思惑がぶつかる前夜、といったところ...
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織田の家督相続の宴はクーデターの危機をはらんでいた ー 梶川拓郎「信長のシェフ 16」

【この記事は2019.06.17にリライトしました】 前巻で長篠・設楽原での武田軍を大敗北に追い込み、武田勝頼は逃したものの天下布武に向けて大きく前進した織田信長なのだが、上杉謙信、石山本願寺、朝廷などの信長に対する警戒感と自らの存続への危...
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弾正爆死から中国攻めへ。そして、ケンが「本能寺」を防ぐ鍵は? ー 梶川卓郎「信長のシェフ 23」

現代社会から戦国時代末期にタイムスリップした、フランス料理のシェフ・ケンが、織田信長の専属シェフとなって、料理だけでなく、信長の命を受けて、彼の天下統一に協力していく「信長のシェフ」シリーズの第23弾。今回は、第22巻で、松永弾正から、助命...
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旧勢力は去れ、と信長は言った ー 信長のシェフ 22

前巻で、信長と謙信との面談を画策すべく、上杉陣営に行き、謙信に料理を提供したが、当時はアク抜きをする方法を寺社しか知らないため、毒芋といわれたこんにゃくの料理を出したため、牢に入れられた主人公の料理人・ケンのもとに上杉謙信が訪れるところから...
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織田と上杉の激突、いよいよ決戦前夜 — 梶川卓郎「信長のシェフ 21」(芳文社)

<br /> 歴史の中には闇の中に埋もれたままで、後世には残っていないことはたくさんあるはずで、そのあたりに妄想を巡らすのも、後世の歴史愛好家の特権であろう。信長のシェフ21巻は、そういった風情で、戦国時代の歴史愛好家の「ひょっとすると」を...
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天下の情勢は急変、越後の龍・謙信起つ — 梶川卓郎「信長のシェフ 20」(芳文社)

タイムスリップものは、主人公が活躍して、その時代で重きをなしていくにつれて、タイムパラドクスをどう取り扱うか、といったことが重要になってきて、主人公の活躍も歴史に組み込まれたものとしていくか、あるいは全くの架空史にしていくかの瀬戸際に、そろ...
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「瑤子」と「松田」、それぞれの旅立ち — 梶川卓郎「信長のシェフ 19」(芳文社)

信長のシェフ第19巻は、現代から戦国時代へと紛れ込んできた原因とその同僚たちとの別れの巻といっていい。 収録は 第158話 あの日の出来事 第159話 この時代で生きること 第160話 瑤子の処遇 第161話 命がけの馳走 第162話 証と...
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「陰謀」は敗れるからこそ面白い — 梶川卓郎「信長のシェフ 18」(芳文社)

さて、「信長のシェフ」の18巻は、信長軍と本願寺軍との戦のその後。以前、砦に足止めされている明智光秀軍へ織田勢の救出の動きと、本願寺勢の攻め。そして、その間で信長の暗殺を狙って策謀を巡らす果心居士と、その黒幕の松永久秀、といった具合で、やは...
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本願寺挙兵ス — 梶川卓郎「信長のシェフ 17」(芳文社)

さて「信長のシェフ」の17巻目は、「天王寺合戦」の始まりのところ。 調べてみると、本願寺と織田勢との戦で、結構重要な位置づけの「戦争」のようだ。 収録は 第142話 操るもの、操られるもの 第143話 瑤子の伝言 第144話 戦国の茶会 第...