ビブリア古書堂の事件手帖 古書堂のマニアックな知識を引き継ぐ後継者「扉子」登場 ー 三上 延「ビブリア古書堂の事件手帖〜扉子と不思議な客人たち」(メディアワークス文庫) シェークスピアの「ファースト・フォリオ」をめぐっての、篠川栞子・智恵子の母娘の因縁を精算する入札バトルから7年後の「ビブリア古書堂」の物語である。 設定的には、栞子・大輔は短い恋愛期間を経て結婚していて、結婚の一年後に娘が生まれ、その「扉子... 2018.12.02 ビブリア古書堂の事件手帖
ビブリア古書堂の事件手帖 シェークスピアの古書を巡る母娘のバトル勃発 ー 三上 延「ビブリア古書堂の事件手帖 7〜栞子さんと果てない舞台」(メディアワークス文庫) 本の読めない古書店員・五浦大輔と人見知りの激しい「本」オタクの美人古書店主・篠川栞子を主人公にしてきたビブリア古書堂のシリーズもいよいよ、ひと区切り。 とはいっても、この後も外伝的なものは出版されているので、「栞子と智恵子」編が終結というべ... 2018.11.27 ビブリア古書堂の事件手帖
ビブリア古書堂の事件手帖 栞子に限らず「古書」愛好家の怖さが伝わってくる ー 三上 延「ビブリア古書堂の事件手帖 6〜栞子さんと巡るさだめ」(メディアワークス文庫) 本の読めない古書店員・五浦大輔と人見知りの激しい「本」オタクの美人古書店主・篠川栞子を主人公にしてきたビブリア古書堂のシリーズなんであるが、二人の仲も接近する一方で、栞子の母・篠川智恵子の干渉も強くなってきて、シリーズも終盤のクライマックス... 2018.11.26 ビブリア古書堂の事件手帖
ビブリア古書堂の事件手帖 古書の謎は雨あられと降りかかる中、大輔と栞子の恋は進展するか? ー 三上 延「ビブリア古書堂の事件手帖 5〜栞子さんと繋がりの時」(メディアワークス文庫) 母親・智恵子からの「古書の暗黒面」への誘いを断り、ビブリア古書堂へ残ることを決めた「栞子」に告白をした、五浦大輔であったが、栞子からの回答はなかなかもらえないで落ち着かない状態。 そんな二人の「恋バナ」の方向がやっとはっきりしてくるのが本書... 2018.11.25 ビブリア古書堂の事件手帖
ビブリア古書堂の事件手帖 栞子さんの母親が、栞子さんを古書の暗黒面へ誘いにくる ー 三上 延「ビブリア古書堂の事件手帖 4〜栞子さんと二つの顔」(メディアワークス文庫) ビブリア古書堂の店員も板についてきた、本の読めない古書店員・五浦大輔と、本の知識は豊富なのだが、人見知りが激しい、巨乳で楚々とした美人古書店主・篠川栞子のコンビの活躍も数々の事件を解決して、まさに油がのっている状況。今巻は、シリーズ初の長編... 2018.11.24 ビブリア古書堂の事件手帖
ビブリア古書堂の事件手帖 「栞子」のまわりには古書がらみの事件が相次ぐ ー 三上 延「ビブリア古書堂の事件手帖 3〜栞子さんと消えない絆」(メディアワークス文庫) 第二巻のあたりから、「栞子」と「文香」の姉妹の母親・智恵子の存在が物語の展開に大きな影響を及ぼしてきているのだが、彼女のことは、古書に関するとてつもない量の知識を優しているとともに、目的のためには手段を選ばないといったところしか明らかになっ... 2018.11.23 ビブリア古書堂の事件手帖
ビブリア古書堂の事件手帖 栞子と彼女の母の因果な関係が浮上するのだ ー 三上 延「ビブリア古書堂の事件手帖 2〜栞子さんと謎めく日常」(メディアワークス文庫) 前作の最後の方で、食品会社の職がきまりそうであった、五浦大輔なんであるが、案の定というか、シリーズ物のおきまりで、あっさりと面接不合格ということで、ビブリア古書堂のアルバイトに復帰。 第二作は、登場人物も、設定も、ひとまずの落ち着きを見せた... 2018.11.22 ビブリア古書堂の事件手帖
ビブリア古書堂の事件手帖 美貌の古書店主「栞子」さん登場 ー 三上 延「ビブリア古書堂の事件手帖 1〜栞子さんと奇妙な客人たち」(メディアワークス文庫) 「ビブリア古書堂の事件手帖」は、2013年の1月14日から3月25日のほぼ2ヶ月間だけ剛力彩芽主演でテレビドラマ化されたのだが、原作との「溝」ゆえか高評価を博したとはいえなかったのだが、今回、黒木華さんと野村周平さんの主演で映画化された。 ... 2018.11.21 ビブリア古書堂の事件手帖
ミステリー 平安初期の大乱の謎を、空海が解き明かす ー 鯨 統一郎「まんだら探偵空海 いろは歌に暗号」(祥伝社文庫) 歴史上の人物を主人公にしたミステリは数々あるのだが、宗教者を主人公にしたものは余り見かけたことがない。本作は珍しく「宗教者」、しかも日本の宗教史にその名を残した「空海」を主人公に、平安時代初期を舞台にした歴史ミステリである。 いろは歌に暗号... 2018.11.07 ミステリー
大崎梢 文芸誌志望の「南吉」くん、少女雑誌の世界に飛び込む ー 大崎 梢「プリティが多すぎる」(文春文庫) 性別によって働きたい職場を選別してはいけないが、男性にとって、女子宇中学生を対象としたファッション誌が、男性にとって人気のある職場かどうかは議論のあるところだろう。本書『大崎 梢「プリティが多すぎる」(文芸文庫)』は、意に反して、そんなロー... 2018.10.28 大崎梢