柴田よしき

柴田よしき

若き女性の鉄道”旅”ミステリー — 柴田よしき「夢より短い旅の果て」(角川文庫)

&lt;br /&gt;<br /><br /> 鉄道ミステリーといえば、時刻表片手にあれこれ乗り換えの可能性であるとか、列車のすれ違いの時間差であるとか、やけに細かなアリバイとそれを崩す刑事たちの捜査が中心とな...
柴田よしき

タイムトラベラーネタを使った時代ミステリー — 柴田よしき「小袖日記」(文春文庫)

<br /><br /> 以前のエントリーで森谷明子さんの「源氏物語」のシリーズを取り上げたのだが、それとはまた違った風味の「源氏もの」のミステリーがこの「小袖日記」。 設定は、というと、森谷さんの「白の祝宴」「望月の後」といっ...