脳科学

脳科学

女性脳の”取扱い方”は「共感」がポイントー黒川井保子「妻のトリセツ」

新型コロナウィルスの感染拡大で、働く現場が一挙に「リモートワーク」化した時、「働き方」が大きく変わった一方で、家庭では、夫とずっと一緒にいると息が詰まる、とか、食事や家事の手間が増えて大変になった、といった「妻」からの不満の拡大もおきていま...
脳科学

「正義中毒」を脳科学で解き明かすー中野信子「人はなぜ他人を許せないのか?」

芸能人の不倫や浮気スキャンダルが報道されるたびにその人のSNSには膨大な非難が寄せられる、ネットでの「炎上」は跡を絶ちません。さらにネットの中だけではなく、新型コロナウィルスの感染者に対するコロナいじめや「自粛警察」など、「正義」にかられて...
脳科学

”妄想”と”成功”を「脳科学」すると面白くなるー中野信子「脳はどこまでコントロールできるか」

わかってるようで一番わからないのが「自分自身」というもので、「なぜ、あんなことしたのかな」と衝動的な行動を後悔したり、「理屈ではわかっているんだが、どうしても好きになれない」とか自分で自分の意識をコントロールできない経験は誰しもあると思いま...
脳科学

日本人の「判官びいき」と「協調性」を脳科学的にみると・・・ ー 中野信子「空気を読む脳」

「サイコパス」「いじめ」「不倫」などに、「脳科学」の立場から、先鋭的かつ刺激的なな分析と論考を展開して、「脳科学」ブームを巻きおこした筆者による、日本人が他の国の人々と違っているとされる様々な特徴について、文化論的なウェットな観点ではなく、...
コミュニケーション

「キレる」ことへの対処法は、現代人必須の技術 ー 中野信子「キレる!」

最近、あなたは相手の些細なことに反応して急に感情的になってしまったことはないだろうか、あるいは、知り合いやビジネスの相手方が思ってもなみないところで急に怒りだした場面に遭遇したことはないだろうか、もし、両方ともないなら、あなたはとても幸運で...
脳科学

「不倫」は”文化”じゃなくて、”脳科学的”な現象です ー 中野信子「不倫」

筆者である脳科学者の中野信子氏は「サイコパス」や「シャーデンフロイデ」などの著作で、人間の「思いやり」とか「妬み」とかの心理について、「脳内物質」というキーワードをもとに、これらの感情の問題を、理想論や思想的に捉えることの危うさと、むしろ、...
脳科学

「愛」「正義」「協調性」は脳内物質の仕業にすぎない ー 中野信子「シャーデンフロイデ 他人を引きずり下ろす快感」(幻冬舎新書)

「サイコパス」や「脳内麻薬」あるいは「ヒトは「いじめ」をやめられない」などの著作で、おせっかいにも、我々が信頼してやまない「人間性」や、理性があれば抑制できると思っている「不健全な感情」が、実は、脳の中に生成される「薬物」の仕業であることを...
脳科学

サイコパスは珍しくない ー 中野信子「サイコパス」(文春新書)

今までは冷酷で残虐な殺人犯などの病理を表していた「サイコパス」が、大企業のCEOや弁護士、外科医といったいわゆる「リーダー」層にもいるんだとしてセンセーショナルな話題を呼んだのが本書『中野信子「サイコパス」(文春新書)』である。 【構成は】...
脳科学

人間はそんなに「自由な意思」で動いてはいない ー 中野信子「脳内麻薬」

近代を経て現代を生きる我々によって、自由な意思決定ができることや、行動の自由があることは、民主主義の基礎みたいに思っているのだが、本当のその行動が「自由意志」に基づくのか、そんなところをグラグラと揺さぶってくれるのが本書『中野信子「脳内麻薬...
脳科学

いじめは「倫理」や「理性」だけでは解決しないことを認識すべきか? — 中野信子「ヒトは「いじめ」をやめられない 」(小学館新書)

いたましい自殺が相次いでも、なくなる気配をみせないのが「いじめ」。なくならない原因や根絶策があれこれ議論されるのだが、そこに、生物学的アプローチを持ち込んだのが本書。 構成は 第一章 いじめの快感 第一節 いじめのメカニズム 第二章 いじめ...