仕事術

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「デキる」(と言われている)人への、辛口アドバイス — 小倉 広「自分でやった方が早い病」(星海社新書)

ヤリ手と言われる人ほど、部下のやっていることが、要領が悪く見えるという悪癖を抱えがちで、つい口出しをして冷たい目でみられたり、部下から仕事をとりあげたり、といったことをやりがちなもの。 そうした「デキる」(と言われている)上司へのアドバイス...
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「新しいこと」を始めるには、良い意味で「鈍感」になることが大事

最近読んだ「社長の「まわり」の仕事術」の「サニーサイドアップ」のところで、「良いな」と思ったフレーズがある。それは     これはどんな組織でもあると思いますが、何か取り組みを進めると懐疑的だったり、否定的なことを言われたりすることもありま...
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自分の優秀さを誇示しない「ひと味違うリーダー」のあり方を考えてみる

Business insiderで「優秀な人が、”優秀なボス”になるために不可欠なこと」と題して、同僚によるリーダーの評価がIQが128を超えると落ち始めるといった事象から、高い能力を持つ人が「優れたリーダー」になる秘訣として ・常に勝とう...
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「お客を主語にする」の本当の意味とは何か?

先だってレビューした「社長の「まわり」の仕事術」で組織運営に関して、「おっ」と思った記述があったので、ちょっと引用。それは、中川政七商店のデジタルコミュニケーション部部長の緒方恵さんのインタビューで   「会社にはいろんな仕事が発生するわけ...
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ハイスピードで走る「トップ」に伴走する人たちの「疾走」の記録 — 上坂徹「社長の「まわり」の仕事術」(インプレス)

ビジネス書の主人公というものは、先端を走っている経営者か、傾いた会社を立て直した中興の人物、ビジネス系の小説は、時代に裏切られた非業の経営者といったところが定番なのだが、本書は   社長になる人は、ひと握り。多くは、エネルギッシュに動く社長...
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「期待しないこと」で心の安定を保つ方法もある

人事とか、上司の判断などに左右される物事で一喜一憂するのがサラリーマンというもの。こうした物事の特性は、相手方が判断のイニシアティブを持っていて、自分の方はその結果をひたすら待つという状況にあることで、事の成否もこちらの思うようにならないと...
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「まず、行動すること」は、成功と幸福感の万能薬らしい

JR九州の唐池恒二氏の「鉄客商売」の中に   私はいつも「気」を集める四つの法則を唱えている。    (一)スピードある動き ー 仕事全体を迅速に進めることから、ふだんの行動やしぐさをきびきびとすることまで広い意味を持つ。  (二)明るく元...
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「心配性のビジネスマン」に向けたストレスフリーの仕事術のポイント

ビジネスマンには、楽天的なのと、心配性なのと二種類あるのだが、真面目に仕事をしている割に、突然のトラブル(と「突然」とはいうが、これが必ず起こるんだよね)に対応で消耗したり、あちこちが気になって完全主義に陥って疲弊してしまって、楽天的なビジ...
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出遅れプロジェクトを突然担当する事になった時の「キレのよい」対応ポイント3つ

どこの会社の社内でもかならず、重要と思われているのだが、焦げ付いて先行きが見えないプロジェクトがあるはず。 そしてサラリーマンなら、突然、「君を見込んで・・・」と、それを担当させられて途方にくれそうになることも・・・。 そんなときに、おさえ...
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スペシャリスト偏重の風潮に物言いをつける — 田坂広志「知性を磨くー「スーパージェネラリスト」の時代」(光文社新書)

「仕事の技法」に引き続いて、田坂広志氏の著作をレビュー。 構成は 第一話 なぜ、高学歴の人物が、深い知性を感じさせないのか 第二話 「答えの無い問い」にあふれる人生 第三話 なぜ、「割り切り」たくなるのか 第四話 「割り切り」ではない、迅速...