食べ物 コロナ以前の「日常の食」を振り返ってみようー「辺境メシ」「もてなしとごちそう」「極限メシ」 新型コロナ禍で私たちが失っている愉しみの中に、「自由に外国に行くこと」「「街を自由に散策すること」「人と自由に食事をすること」があります。かつては、この3つの「愉しみ」を日常的に、ありふれたものとして私たちは扱っていたのですが、いま制限下... 2021.05.26 食べ物
土山しげる 【一挙紹介】土山しげる「極道めし 3〜10」ームショの中の美味い「メシ話」で喉を鳴らせ 外を出歩く自由もなく、何を食べたいかの希望が叶うこともない典型的なところ「刑務所」を舞台に、収監者が互いに、いままでシャバで食べた「旨いもの」の話の出来を、1年間の食事のうちで一番楽しみにしている「おせち」料理を賭けて競いあうのが「極道め... 2020.11.05 土山しげる
食べ物 懐かしの町中華は滅びゆく食文化?ー北尾トロ「夕陽に赤い町中華」 昔からあるにもかかわらず、古臭い、野暮といったイメージで敬遠されていたものが、突如として脚光を浴び始める。その典型が「町中華」ではないでしょうか。「どこにでもある、なんでもない町の中華屋」さんなのだが、入ってみると妙に暖かく居心地がよくて... 2020.08.24 食べ物
食べ物 定年過ぎたら日常の些末事にこだわれー東海林さだお「定年からの男メシの作法」(SB新書) サラリーマンをしている男性は、定年を迎えて自宅にいるようになると、とたんにすることがなくなるか、趣味の世界にどっぷりと浸ってしまって、という二極の世界にはいることが多いのですが、どちらの世界に行くにせよ、日々の「三度のメシ」という問題から... 2020.08.20 食べ物
食べ物 一人の食事は「風流」の極みー東海林さだお「ひとりメシの極意」(朝日新書) 今の世間で失われてしまったのが、一人こそこそと店の暖簾をくぐって、満員で肩を寄せ合うようなカウンターの空き席に座って、隠れるように日本酒とつまみを「ちびちび」やる、という自虐的な楽しみで、新型コロナ流行下で、食事も家庭内、店はテイクアウト... 2020.08.18 食べ物
食べ物 「ナニワめし暮らし おいしてたまらんわぁ5〜8」ーナニワのめし行脚もこれで完結 東京でのデザイナー暮らしで心身ともつかれてしまったとデザイナー「茶谷正彦」が、先輩の口車にのって東京から大阪にやってきて、一癖も二癖もある住人たちが住む、元お好み焼き屋のボロボロシェアハウス「しまき」の管理人兼フリー・デザイナーをしながら... 2020.07.26 食べ物
食べ物 「ナニワめし暮らし おいしてたまらんわぁ 2~4」ーナニワグルメはシェアハウス住人の心を繋ぐ 東京でのデザイナー暮らしで心身ともつかれてしまったとデザイナー「茶谷正彦」が、先輩の口車にのって東京から大阪にやってきて、一癖も二癖もある住人たちが住む、元お好み焼き屋のボロボロシェアハウス「しまき」の管理人兼フリー・デザイナーをしながら... 2020.07.23 食べ物
土山しげる おせち料理をかけた「旨いもの話」の勝負始まる ー 土山しげる「極道めし 1・2」(アクションコミックス) 外を出歩く自由もなく、何を食べたいかの希望が叶うこともない場所の典型的なところといえば、刑務所をおいてほかにはないでしょう。その刑務所に収監されている受刑者たちが、「美味いもの」の話を順番にして、一年で一番楽しみな「おせち料理」の1品を賭... 2020.05.31 土山しげる
食べ物 大阪の「食」は無敵だ ー はたのさとし「ナニワめし暮らし おいしてたまらんわぁ 1」 ブラックなデザイン会社に就職して、昼夜をとわず激務に追われて、偏食による栄養失調と心的ストレスによる自律神経失調症を患って入院したあげくに、クビになった、東京生まれの東京育ちのデザイナーの卵・茶谷正彦くん。彼が、大学の先輩の誘いで大阪にや... 2020.05.24 食べ物
今 柊二 「立ちそば」は日本の誇るビジネス文化だ ー 今柊二「立ちそば春夏秋冬」 「立ちそば」というものにお世話になったことがない、と断言できるビジネスマンとは正直、あまりつきあいたくないな、と思っていて、ビジネスマンとしての経験の深さは、食べた蕎麦の丼やセイロの数に比例するってな偏見すら持っている。そんなビジネスマン... 2020.05.23 今 柊二