グルメ

立ち食い蕎麦は男性の特権ではないーイトウエルマ「立ちそばガール! 」

「男もすなるものを」とて、女性の進出は、あらゆる分野に渡っていて、どうかすると男性の方が気圧されている領域がどんどん増えていて、食べ物屋の世界でも牛丼屋や定食屋がといったあたりはすでにそうなっているように思うが、この「たちそば」の世界は、ま...
今 柊二

定食は日本の”ソウルフード”ー今 柊二「定食バンザイ!」(ちくま文庫)

最近、今柊二さんをはじめとする、「定食系」のブックレビューが頻発していて食傷気味のところもあるかもしれないが、個人的に「これ」と思うジャンルにぶつかると当分の間、偏"読"するという性質があるので、ご容赦を願いたい。 偏って読んでいると、作者...
コミック

食事指導はロボットが一番? ー 岩岡ヒサエ「孤食ロボット」(集英社)

最近、Aiとロボットとかの本やネット情報を見たりして勉強しているのだが、そんななか、アンドロイドの登場するコミックを奥さんが見つけてきたのが、このコミック。 チェーンの外食店のポイントを1000ポイント貯めるとアンドロイドがもらえる(100...
電子書籍

Amazon Kindleのハイライトのコピーから不要部分を一括削除

AmazonのKindleのハイライト機能は読書メモをつくる時に、一括してコピペできて便利なものなのだが、その際、「Delete this highlight 」とか「Add a note」といった余計なところが混じってしまう。 手作業で削...
電子書籍

Amazon KIndleのハイライトを読書メモとして使う

レポートや企画書、あるいはブックレビューなどを書いている時に本の引用とかが必要になることが多いものだが、該当の場所をいちいち、リタイプするのは非常に面倒な作業に間違いない。 こうした時にkinldeで読書をしているのであれば、ハイライトの機...
今 柊二

ご馳走は”とんかつ”で決まり ー 今 柊二「とことん!とんかつ道」

定食、そば、丼と日本人の琴線に触れるものの次は、やはりおなじみの「とんかつ」である。 下戸であるせいか、酒のツマミ系にはぶれていかなくて、とことん「ご飯のおかず」的な要素にこだわるのがこの筆者の作の良い所。なおかつ、食物の食べあるき、あるい...
トラベル

LCC就航当初の貴重な格安飛行機旅行記 ー 吉田友和「LCCで行く!アジア新自由旅行」(幻冬舎文庫)

ピーチ航空、ジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパンなどなど、日本へLCCが就航を始めたころのアジア旅行記である。 構成は 第1章 新千歳〜関空 第2章 台湾〜フィリピン 第3章 タイ〜ベトナム 第4章 シンガポール〜バリ 最終章 マ...
今 柊二

古書街に定食の匂い漂う ー 今 柊二「定食と古本」(本の雑誌社)

編集者にして「定食研究家」である今 柊二さんの基点ともいうべき、定食と古本屋ついてのエッセイ的な紀行。 構成は 第一部 定食と古本の旅  神保町定食 三十六店定食めぐりの巻  東京あの街この街 思い出の古書店と定食  千葉三都市ブックオフめ...
今 柊二

神奈川に「美味いもの」あり ー 今 柊二「かながわ定食紀行」

定食ものでおなじみの今 柊二さんが「かながわ新聞」に連載した、主に横浜、鎌倉、横須賀と言った神奈川の定食に大阪版トルコライスについて記した食べ物紀行。 定食屋というのは会社、大学、学校があって人の動きが多く、しかも昼食を持ち歩かない、しかも...
今 柊二

男は黙って「立ち食い蕎麦」 ー 今 柊二「立ちそば大全」

「蕎麦」というと作り方から「手打ちで、こう捏ねて、水がどうこう」とか「石臼で挽いて」云々とか、「"もり"か"かけ"のみで、しかももりそばをたぐる時、つけ汁にはそばの端だけをちょっとだけつけてすするんだ」とかまあ、あれこれ七面倒臭いことが多く...