佐々木俊尚」タグアーカイブ

「昭和型のライフスタイル」からの転換のススメ ー 佐々木俊尚「広く弱く つながって生きる」(幻冬舎新書)

一言で言うと、本書『佐々木俊尚「広く弱く つながって生きる」(幻冬舎新書)』は「新しい」人間関係の結び方の提案の書である。そこのところは、本書の冒頭の「はじめに」のところで

「技術が進歩しているのに、私達の日々はそんなに楽になった感じがしない。それどころか、だんだん行く苦しくなっている感じさえします。どうしてでしょう。
私は、それは人間関係にせいじゃないかと考えています。これだけいろいろ変わっているのに、なぜか人間関係だけは昭和の頃のまま。

という書き出しで始まることでも明らかなのだが、本書が脱却を目指す「昭和の頃」の人間関係へのアンチテーゼが、「平成」が終わろうとする頃に出るって言うのも面白いところではある。

【構成は】

第1章 大切なものは「弱いつながり」
第2章 「弱いつながり」を育てるコツ
第3章 「弱いつながり」を仕事に落としこむ
第4章 多拠点生活で再認識した人との出会いの大切さ
第5章 ゴールなき人生を楽しむ

となっていて、本書の提案する「弱いつながり」について、その意義からはじまって、つながりの作り方、仕事や生活面での「弱いつながり」について言及する、という構成になっている。

続きを読む