御広敷用人」タグアーカイブ

天英院の意地悪が実って徳川吉宗と竹姫の「悲恋」完成 ー 上田秀人「御広敷用人 大奥記録 12 覚悟の紅」(光文社文庫)

水城聡四郎と紅夫婦の支援を受けながら、恋愛の成就に向けて頑張ってきた徳川吉宗と竹姫(2019年3月にフジテレビ系列で放映された「大奥 最終章」で浜辺美波ちゃんが熱演したキャラ)の恋愛の結末が出るのがこの最終巻。

前巻で、吉宗が、自ら大奥へ乗り込んで天英院と対決し、彼女をとことんやっつけてしまったのだが、いささか追い詰めすぎた感があって、天英院が捨て鉢の行動に出るのが本巻。こうなると失う所のない天英院相手では、将来に向かって護りたいものが増えてしまった吉宗が少々、不利でありますね。

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徳川吉宗と天英院、大奥で最終対決。勝つのはどっちだ ー 上田秀人「御広敷用人 大奥記録 11 呪詛の文」(光文社文庫)

徳川吉宗と竹姫(2019年3月にフジテレビ系列で放映された「大奥 最終章」で浜辺美波ちゃんが熱演したキャラ)の悲恋物語もいよいよ終盤に近づいた、上田ワールドの魅力全開の「御広敷用人」シリーズの第11弾。

今巻は、吉宗の長男の毒殺未遂から、竹姫を刺殺しようと大奥の七つ口を舞台にした闘争劇であるとか、長福丸の居住する「西の丸」の大奥を舞台にしたおおがかりな暗殺騒動とか、アクションシーン満載である。そして最後に、吉宗と天英院の最終バトルも待っているので、最後まで楽しめる仕上がりである。

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尾張も江戸の大奥も「女性」の謀略は怖いぞ ー 上田秀人「御広敷用人 大奥記録 10 情愛の奸」(光文社文庫)

徳川吉宗と竹姫の悲恋物語と吉宗に大奥を取り仕切る御広敷用人に任命された水城聡四郎の活躍を描く、江戸中期を舞台にした時代小説の第10弾。

竹姫襲撃後、事態はどんどんと動き始めている。勢いとしては
当然、吉宗と聡四郎の側の勢力が強いのだが「窮鼠猫を噛む」という例えもあるように、天英院側の捨て身の行動が怖いところではある。

吉宗は「落ち目になった落ち目になった天英院に手を差し伸べる者はいない。・・・もう天英院に竹をかまう余力はない」と一安心の風なのだが、果たしてそううまく収まりますかね、というのが今巻である。

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公家との交渉事は、かなりの難物で、聡四郎苦戦 ー 上田秀人「御広敷用人 大奥記録 9 典雅の闇」(光文社文庫)

徳川吉宗と竹姫の悲恋物語と吉宗に大奥を取り仕切る御広敷用人に任命された水城聡四郎の活躍を描く、江戸中期を舞台にした時代小説の第9弾。

吉宗の命をうけて、将軍と竹姫との婚姻の根回し活動を京都で始める聡四郎なのだが、剣術を使った仕事ではないせいかどうも気勢があがらないのは間違いない。

さらに聡四郎たちを付け狙う伊賀者は、自らの手勢が手薄になってきたせいもあって、あらたな闇の勢力に助力を求めて動き始める。

いままでとは勝手の違う相手に対し、聡四郎がどう立ち向かうか。聡四郎の剣技以外のワザのキレがどうかを見極めるのが今巻である。

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竹姫の危難をきっかけに徳川吉宗決意。聡四郎はここからが働きどころ ー 上田秀人「御広敷用人 大奥記録 8 柳眉の角」(光文社文庫)

徳川吉宗と竹姫(2019年3月にフジテレビ系列で放映された「大奥 最終章」で浜辺美波ちゃんが熱演したキャラ)の悲恋物語と吉宗に大奥を取り仕切る御広敷用人に任命された水城聡四郎の活躍を描く、江戸中期を舞台にした上田秀人ワールド満載の時代小説の第8弾。

天英院による「竹姫」襲撃に大ショックを受けて、彼女の嫁取りに吉宗が本腰をいれ始める。とはいうものの竹姫は二人の婚約者を結婚前に病死させている「不運」な娘である上に、綱吉の養女という複雑な姻戚関係になっているのでそうそう簡単には、物事は進んでいかない。

そして敵をたたきつぶそうとすると、敵は敵で他に助力を頼むのは「戦」の常で戦線がだんだんと拡大していく発端がこの巻となる。

柳眉の角: 御広敷用人 大奥記録(八) (光文社時代小説文庫)
柳眉の角: 御広敷用人 大奥記録(八) (光文社時代小説文庫)

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上田 秀人
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天英院の卑劣な罠が徳川吉宗の想い人・竹姫を襲う。彼女を護るのはなんと女忍? ー 上田秀人「御広敷用人 大奥記録 7 操の護り」(光文社文庫)

徳川吉宗と竹姫(2019年3月にフジテレビ系列で放映された「大奥 最終章」で浜辺美波ちゃんが熱演したキャラ)の悲恋物語と吉宗に大奥を取り仕切る御広敷用人に任命された水城聡四郎の活躍を描く、江戸中期を舞台にした上田秀人ワールド満載の時代小説の第7弾。

深川八幡宮での代参やお茶会など様々な機会を狙って「竹姫」を陥れようとするのだが、ことごとく失敗した天英院であるのだが、とうとう、少女マンガにでてきそうな「最終手段」を考え出すのだが、果たしてどうなる、というのが今巻の大きな事件である。

そして、聡四郎や竹姫を深川八幡宮で襲撃した「袖」も大きな転機を迎えることになるのだが、彼女が仕えることになったのはなんと・・・、という展開である。

操の護り: 御広敷用人 大奥記録(七) (光文社時代小説文庫)
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野点の茶会を舞台に、天英院、月光院、竹姫が三つ巴の「女の戦」 ー 上田秀人「御広敷用人 大奥記録 6 茶会の乱」(光文社文庫)

 徳川吉宗と竹姫(2019年3月にフジテレビ系列で放映された「大奥 最終章」で浜辺美波ちゃんが熱演したキャラ)の悲恋物語と吉宗に大奥を取り仕切る御広敷用人に任命された水城聡四郎の活躍を描く、江戸中期を舞台にした上田秀人ワールド満載の時代小説の第6弾。

 

前巻で、竹姫襲撃が失敗して、立場が悪くなった天英院であったのだが、「吉宗憎し」に加えて、「竹姫憎し」という状態になり、これと旧来の「月光院憎し」が合体してだんだんと手がつけられなくなっているのだが、今回は起死回生の一手として「茶会」を催すことを企画する。

 

そして、同じく御広敷伊賀者だけでなく、江戸城の伊賀者の中での立場が微妙になってきた、御広敷伊賀者の頭領・藤川も、一発逆転の一手を探り始める、というのが今巻。

 

茶会の乱~御広敷用人 大奥記録(六)~ (光文社文庫)
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竹姫代参に始まる、天英院と伊賀者の連続の襲撃を、聡四郎どうかわす ー 上田秀人「御広敷用人 大奥記録 5 血の扇」(光文社文庫)

徳川吉宗と竹姫(2019年3月にフジテレビ系列で放映された「大奥 最終章」で浜辺美波ちゃんが熱演したキャラ)の悲恋物語と吉宗に大奥を取り仕切る御広敷用人に任命された水城聡四郎の活躍を描く、江戸中期を舞台にした上田秀人ワールド満載の時代小説の第5弾。

 

前巻で、大奥での御広敷用人襲撃の罰として謹慎を命じられた竹姫が、天英院たちに勧められて、深川八幡宮へ代参することになったのだが、当然、無事にすむはずもなく、刺客の襲撃と、刺客が失敗しても、その対応に時間がかかれば門限に間に合わなくなるとるという二重の罠か仕掛けられる。聡四郎は、伊賀や館林松平の刺客たちから竹姫を守れるか?、さらには竹姫と共に参詣をして護衛をすることになった紅の働きは・・・、というのが今巻。

 

もちろん、聡四郎を取り巻く「陰謀」「襲撃」はこれにとどまるわけがなく、今回のアクションシーンは、深川八幡宮境内、江戸城内、聡四郎の旗本屋敷と舞台を変えながら激しい争闘が続いていくので、時代劇アクションの連続が楽しめる展開になっている。

 

血の扇~御広敷用人 大奥記録(五)~ (光文社文庫)
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徳川吉宗の竹姫ラブが明らかになり「イジメ」が始まる。聡四郎どうする。 ー 上田秀人「御広敷用人 大奥記録 4 鏡の欠片」(光文社文庫)

徳川吉宗と竹姫(2019年3月にフジテレビ系列で放映された「大奥 最終章」で浜辺美波ちゃんが熱演したキャラ)の悲恋物語と吉宗に大奥を取り仕切る御広敷用人に任命された水城聡四郎の活躍を描く、江戸中期を舞台にした上田秀人ワールド満載の時代小説の第4弾。

前巻で、吉宗の命によって「竹姫」付きの用人となった聡四郎であるのだが、もともと勘定筋でありながらソロバンはからっきしで剣の修業ばかりをしていた無骨者であるので、竹姫を吉宗の代わりとなって大奥の魑魅魍魎から守ったり、竹姫の地位を上げたりといった策略は苦手なのだが、将軍の命令とあればやむを得ないか。とはいいつつも、聡四郎を仇と付け狙う「伊賀」の刺客の襲撃は相変わらずなので、「文弱」になっている暇はない。

そして、竹姫は竹姫で、将軍が惚れていることがバレてきて、大奥のエライ人たちのいやがらせが始まる。権力の絡んだ時の「女の闘い」と「女の意地悪」は怖いよね〜、というのが本巻である。

 

鏡の欠片~御広敷用人 大奥記録(四)~ (光文社文庫)
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聡四郎は「竹姫」付きの用人となるが、伊賀の刺客は増えるばかり ー 上田秀人「御広敷用人 大奥記録 3 小袖の陰」(光文社文庫)

徳川吉宗と竹姫(2019年3月にフジテレビ系列で放映された「大奥 最終章」で浜辺美波ちゃんが熱演したキャラ)の悲恋物語と吉宗に大奥を取り仕切る御広敷用人に任命された水城聡四郎の活躍を描く、江戸中期を舞台にした上田秀人ワールド満載の時代小説の第3弾。

前巻で吉宗に命じられて、「竹姫」が江戸をやってきた理由を探るに京都に行った道中で、伊賀の郷から派遣された伊賀の忍を倒したため、御広敷伊賀者ばかりでなく伊賀の郷まで敵にしてしまった聡四郎であったのだが、江戸へ帰って、今まで無任所であったのが、「竹姫」づきの御広敷用人となったことで、今度は大奥の天英院にも睨まれるようになるのが本巻。

小袖の陰~御広敷用人 大奥記録(三)~ (光文社文庫)
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