挫折せずにオンライン学習を続けるコツ3つ

「オンライン学習」を始めるぞー、と意気込んではみたのだが、日々の仕事や遊びの誘いに誘惑されて、いつしかサイトにアクセスする回数も少なくなり、サブスクの引き落としだけが重なっていく・・・なんて人も多い気がします。そんなあなたに、負担なくオンライン学習が続けられて、成果も実感できるコツを3つまとめてみました。

①スキマ時間活用をしよう

オンライン学習で一番の生涯になるのが「学習時間」をどう確保するかだと思います。いくら再生速度を上げるといっても限界がありますし、速度を上げるほど理解度のほうが落ちてくるのは間違いないところ。さらに、本業の仕事のほうは手を抜くわけにはいかないし・・といった状況にイライラして投げ出してしまう、といった経験をした人は多いのではないでしょうか。
そんな人に試してみてほしいのは、教材をスマホやタブレットにダウンロードしておいて、通勤中(もっとも最近の新型コロナの流行でリモートワークに移行している人も多いかもしれませんが)であったり、仕事場でのコピー取りなどの単純作業中、面談の待ち時間など、ちょっとしたスキマを利用する、という方法です。
もちろん、動画が細切れになったりするので、記憶に残るところは少なくなるかもしれませんが、後で解説するように人間の脳は「エビングハウスの忘却曲線」という特徴があるので、一回集中して観ても記憶はだんだんと薄れていきます。
なので、いろんな場所、いろんな機会を使って教材に触れて、後から思い出す「記憶のフック」をつくっていったほうが良いのではないでしょうか

②夜1時間あるいは朝1時間、時間を決めて学習するのも効果的

とはいっても、スキマ時間だけでは思ったほど時間が確保できなかったり、日によって確保できた時間がまちまちになってしまうは致し方ないところ、
なので、夜、寝る前の1時間、あるいは朝、少し早起きしての1時間、オンライン学習をする時間として確保するのも有効です。
ただ、注意しないといけないのは、あまり欲張ってたくさんの時間を確保しようとすると、たちまち行き詰ってしまいますので、あくまでも「1時間」だけ、と割り切りましょう。もちろん、休日などに、これより多い時間を費やすことは構いませんが、平日に「1時間」だけが確保して、あとは自由に使う、ぐらいの軟弱さで取り組むのが挫折しないことだと思います。
オンライン学習ではないのですが、読書家で知られる、ライフネット生命の創設者で、環太平洋大学の学長を務められ、たくさんの著作もある「出口治明」さんは、夜寝る前の1時間は必ず読書の時間に充てて、大量の書籍を読破されたようです。オンライン学習の場合も、1時間の積み重ねが大きな成果を産むのは同じです。

③繰り返し観る

「エビングハウスの忘却曲線」というのを御存じでしょうか。人間の脳というのは1度勉強したことを1時間後には56%忘れ、1日後には74%、さらに1週間後には77%、1か月後には79%を忘れる、と言われているもので、「時間が経つほど記憶は減る」ということを実験で導いたものなのですが、この理論でわかるように、一度、動画を見て記憶した、と思っても、時間が経てば忘却の彼方にいってしまうということです。
これを防止するには何度も繰り返して、記憶を強化していくしか方法はないといえます。勉強したものを復讐する期間は、1週間後に1回目、2週間後に2回目、4週間後に3回目というサイクルがいいといわれていますので。この周期で動画を見直すのがいいのではないでしょうか。
何よりも大切なのは、「少しの時間でもいいので、教材に触れる」ということだと思います。オンライン学習は手軽な反面、書いたり、本にアンダーラインや書き込みをいれたりして手を動かす場合に比べて、記憶に残りにくい、という欠点もあるので、これを補うのは「回数」です。
繰り返し観ることで「記憶の定着」も増すのは間違いないので、ぜひ試してみてください。

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