新型コロナの影響で、リモートワークの必要性に迫られている方も多いかと思うのですが、そのためには付属のガジェットが必要になりますよね。そんな時、イアフォン+マイクはあってもWebカメラなんて持ってないよ、という人も多いのではないでしょうか。
ただ、今回新たに買い求めようと思うと、行政や大手企業の大量買付で中小企業やフリーランスには品薄な上にしかも高い、という状況で、突然「リモートワーク」と言われると慌ててしまう場面も考えられるところです。いずれ、ちゃんとしたものは買うとして、ひとまずの代用品としてKindle FireをWebカメラとして使う技を紹介しましょう。
ネットでこれに関しての情報を検索すると、アプリもいろいろあるようですが、今回は、この中で、課金システムをはあるが基本的に無料で使える「doroidCam」というアプリを試してみることにしましょう。
まずは必要なアプリをインストール。Kindle fire向けの純正のアプリストアとしては、Amazonのものがあるのですが、残念ながらAmazonのデフォルトの「アプリストア」ラインナップには「DroidCam」はなし。なので、Google Play化が必須となるのでこちらのページとかを参考に別途やっておいてくださいね。
<関連記事>
「Kindle fire7」を最安最強のタブレットに変身する「簡単な」方法を紹介しよう
◇Kindle Fireへのインストール◇
GooglePlayで「droidcam」を検索。インストールする時に「この端末に最適化されない」という表記が出るのですが、ここは構わずインストールしてください。
◇Windows機へのインストール◇
次に、母艦となるWindwos機へ、droidCamのプログラムをインストールします。Googleで「droidCam」と検索するとダウンロードページに到達できますので、
そこからプログラムをインストール
◇DroidCamの実行◇
①それぞれにインストールできたら、まず端末のdroidCamのアプリを立ち上げます。すると
という画面ができてきます。
「wifi IP」はこのKindle fireのWifiのアドレス。「DroidCam:Port 4747」は接続する場合のポート番号。もしルーター設定でこのポート番号がふさがっている場合は開ける必要がありますね。
②次にWindwos機のDroidCamのアプリを実行。おそらくデフォルでインストールしていれば、デスクトップにDroidCamのショートカットが出来ているはずなので、これをクリックすれば立ち上がります。
今回はWifi(SSL接続なし)を使うので一番左のアイコンをクリックしてください。
なお、Audioは別途ヘッドセットかイアホンを用意したほうがクリアな音声になるので、今回は「Audio」は使わない前提です。
立ち上げたClient画面の「Device IP」にKindle fireのIP番号を入力して「START」を押すと起動して、
といった画面が出ます。カメラは、Kindle fireのカメラを使うのですが、無料版ではインカメラ設定は動作せず、アウトカメラ設定の、しかも端末を横向きにしておかないとうまく移してくれません。ちなみに、こんな感じ。
画面は、大きいのと小さいのと二種類に対応しているようですね。
【レビュアーから一言】
長期間、リモートワークが必要になるようであれば、しっかりとしたWebカメラを購入したほうがいいと思いますが、ちょっとした利用であれば十分使える気がします。興味のある方は、自己責任で試してみてくださいな。
コメント