辺境駐在員

歴史コミック

古代中国の、歴史上埋もれてしまった「中原と草原」のもう一つの大戦争 — 臏(ビン)〜孫子異伝(ジャンプコミックスデラックス)

<br /> 岩波文庫版の史記列伝をみると、龐涓によって、膝から下を切断する刑を受けたということや、田忌将軍に雇用され、将軍が王子・貴族達との馬車レース、さらには魏の趙への侵攻を退けたり、龐涓との因縁の戦闘のあたりは記述があるのだが、残念な...
etc

懐かしい味わいの「新婚アジア放浪記」 — 鈴木みそ「アジアを喰う」(双葉社)

日々の繰り返しの多い生活が続くと、なにかしら澱のようなものが溜まっててくるもので、活動的で身軽な人は、「えい、旅行でも行ってしまうか」といった気分転換が図るものなのかもしれないが、スケジュールが本当に立て込んでいたり、場所的な拘束の多い仕事...
歴史コミック

大和と出雲の抗争は、現在の東京と地方の関係の先例か? — 水木しげる「水木しげるの古代出雲」(角川文庫)

最近仕事の関係で、鳥取県西部から島根県東部の歴史の本を読んでいるのだが、先月に開催された井沢元彦氏と三浦佑之氏のシンポジウムで出てきたのが、この本。水木しげる氏は山陰の出身でもあるので、鬼太郎もの、戦記もののほかに晩年は、こうした”出雲神話...
信長のシェフ

西村ミツル・梶川卓郎「信長のシェフ 8」(芳文社コミックス)

第8巻は顕如の率いる石山本願寺との再度の和睦。この席で、信長に食中毒の罠をしかけて政治的暗殺が企まれるのをからくもケンが阻止するのだが、顕如があいかわらず貴人の冷たさと謀略好きを見せて悪役ぶりが良い。巻の中ほどは、松永弾正の裏切りの鎮めと、...
信長のシェフ

西村ミツル・梶川卓郎「信長のシェフ 7」(芳文社コミックス)

さて、第7巻は、松永弾正、武田信玄の登場と比叡山の焼き討ち。「信長のシェフ」の魅力の一つは、戦国時代のイベントや武将の固定観念を揺さぶってくれるところにあるのだが、この巻でも女・子どもまでみな焼き殺したといわれる「比叡山の焼き討ち」の本質が...
信長のシェフ

梶川卓郎・西村ミツル「信長のシェフ 6」(芳文社コミックス)

この巻では、本願寺や比叡山、浅井・朝倉軍の包囲にあって、信長の忠臣中の忠臣である森可成が命を落とすところから、本願寺との停戦、朝倉との和議による信長第1次包囲網の綻びまでが語られる。読みどころ的には、本願寺との料理勝負で、ケンと同時代からタ...
信長のシェフ

西村ミツル・梶川卓郎「信長のシェフ 5」(芳文社コミックス)

戦国時代、信長の元にタイムスリップしたシェフが主人公の「信長のシェフ」の5巻目。この巻では、鉄砲の買い付けに森可成とともに堺へ赴き、信長に面従腹背の堺の納屋衆たちとの交渉から本願寺顕如のその料理人、そして本願寺と信長の抗争の始まりと宇佐山の...
信長のシェフ

梶川卓郎/西村ミツル「信長のシェフ 4」(芳文社)

Kindle Unlimitedに1〜3巻がノミネートされていたので、3巻一気にダウンロードして読んだのがキッカケで4巻を購入。まんまとAmazonの手に乗ってしまったというわけであるのだが、1巻でUnlimited対象を止めずに、姉川の合...
信長のシェフ

「信長のシェフ」1〜3巻(Kindle Unlimited)

対象となっている作品でいろいろと議論が出始めているKindle Unlimitedではあるのだが、シリーズものの試し読みには結構便利なもので、この「信長のシェフ」は1巻から3巻までが対象となっている(H28.8月現在)ので、試し読みには結構...
etc

意識の慮外にあった古代マケドニアが以外に面白い ー 岩明均「ヒストリエ」

Kindleのポイント還元につられて遅ればせながら1巻を買ったのだが、読んでみると次は、次は、という感じで6巻までを一気に読んでしまったのが、岩明均「ヒストリエ」。作者は、最近映画化されて、とたんに評判になった「寄生獣」の作者で、長年暖めて...