「取引先との会話や雑談で何を話していいかわからない。いつもスポーツの話題では底が浅い、と思われるし・・」「就活の面接が近いんだけど、ビジネス情報に疎くて・・」「人事やマーケティングの勉強をしたいんだけど、時間がなくて・・」、そんな悩みを抱えているビジネスパーソンに提案したいのが、本の要約サービス「flier」です。
「flier」のサービス概要
簡単にいうと、年間に8万冊以上出版されるという本の中で、ビジネス書や教養書を中心に、有識者が「ビジネスパーソンがいま読むべき本」を選び、専門のライターが原書を読んで、それを10分程度で読める分量に要約してくれる、というサービスです。
ジャンルは「スキルアップ・キャリア」「経営戦略」「人事」「マーケティング」「ファイナンス」「起業」「政治・経済」「サイエンス」「テクノロジー・IT」「リベラルアーツ」「健康・フィットネス」とビジネスパーソンならたいていの人が興味を抱いている分野がおさえてあります。
「要約」は4000字から6000字くらいに要約されていて、文字で読むことができるほか、音声でも配信されています。
待ち時間のスキマ利用や通勤通学時間の電車内を利用して、最新のビジネス本情報を手に入れることができますね。
「flier」の口コミ【悪いところ】【良いところ】
「fleir」の悪いところ、良いところをネットで調べてみました
ネットから「fleir」の【悪いところ】をPickup
- 本を読む臨場感がないので記憶に残らない
- 本を読む時の「前進している感覚」がない
- 要約の内容が微妙に自分の解釈と異なる
- Youtubeの本要約チャンネルで十分
- 料金が高い
といった意見が多いですね。
最初の2項目は、「電子書籍」で本を読む際にも言われることと共通していますね。やはり、現物でなく、本のページをめくるという「重量感」がないところに心もとないかんじを受けるのでしょうか。コミックとかではなく「ビジネス本」というジャンルも影響しているのかもしれません。
要約の内容については、評価が分かれているのが実情です。
原書を読んでも一人一人感銘をうけるところは異なるのが通常なので、これは評価が分かれてもしかたないところでしょう。「他の人はこう読むんだ」という気づきが得られるのは貴重です。
ブログ管理人も読んでみたのですが、要約の書き手によって温度はあるものの、総じて客観的に、うまくまとめてある印象です。「要約」の要点はうまく内容がすくいだされてまとめてあるか、というところが「大事」と思うので、無個性であるのはやむをえないのかな、と思います。
ネットから「fleir」の【よいところ】をPickup
- 読書の時間が節約できる
- 本の全体像があらかじめわかるので、本選びに失敗しない
- 要約が音声で聞ける
- ジャンルが豊富
という意見が多いようです。
ビジネス本一冊を読むのに2時間から5時間というのが40%を占めるといわれていますので、重要なポイントが10分程度で把握できるのは忙しいビジネスパーソンにはもってこいでしょう。
二番目の「本選び」のメリットは勤務先や住居の近くにある書店数が少ない地方在住者には実感があると思います。人気書籍であるほど取り寄せになることが多く、もともと手に取れる本の数も少なくて現物で確認することに制約のある地方在住者(今頃は都内でも本屋は少なくなっているのですが)にはメリットが大きいですね。
個人的に一推ししたのが「音声読み上げ」です。Audibleやkindle読み上げといった読み上げサービスはあるのですが、全文の「読み上げ」。「要約」が耳で聴けるのは、他の作業をしていたり通勤途上でも情報がインプットできて時間短縮効果が高いですね。
悪いところ、良いところのピックアップには「X」のほか下記のサイトを参考にさせていただきました。
あんりみチャンネル「【悪い評判4つ】本要約flier(フライヤー)の口コミ・評判は?」
「fleir」はこんな人におススメ
利用プランは、フリープラン(月額無料)、シルバープラン(月額500円)、ゴールドプラン(月額2200円)の三種類あるのですが、有料要約コンテンツや動画コンテンツへの利用範囲にかなり差があります。
ゴールドプランの2200円/月は、【悪いところ】でも「料金が高い」という声があったのですが、ビジネス本一冊が1000円から3000円することを考えればけして高い買い物とはいえないかも。
特に、商談での話題に困っている人や興味のあるジャンルの知識をざっくりと把握しておきたい人には、人気のある本がピックアップされているので、手当たり次第にビジネス本を漁るより効率が良いのではないでしょうか。
このサービスで読むべき本をPickupして、原書でじっくりと掘り下げる。そんな使い方が一番よいように思います。
ちなみに、このサービスの利用者の年齢層で一番多いのは30代だそうですので、仕事のライバルの話題の豊富さや周辺知識の多彩さが気になる若きビジネスパーソンはチェックしておいたほうがいいのでは。
flier(フライヤー)のサイトはこちらからどうぞ
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