辺境駐在員

信長のシェフ

旧勢力は去れ、と信長は言った ー 梶川拓郎「信長のシェフ」22

前巻で、信長と謙信との面談を画策すべく、上杉陣営に行き、謙信に料理を提供したが、当時はアク抜きをする方法を寺社しか知らないため、毒芋といわれたこんにゃくの料理を出したため、牢に入れられた主人公の料理人・ケンのもとに上杉謙信が訪れるところから...
コミック

「響〜小説家になる方法〜」は「青春マンガ」の掘り出し物

「欅坂46」の「平手友梨奈」初主演の映画化で話題になっている、女子高生小説家を主人公としたのが、この『柳本光晴「響」〜小説家になる方法〜』。映画化を記念して、KindleやKoboで2018.10.09まで、1〜3巻が期間限定無料本、4〜5...
不思議の国のバード

イギリスの女性冒険家の古き「日本」の冒険記ー佐々大河「ふしぎの国のバード」1〜4

日本の時代的には、明治初期、ハワイ諸島、朝鮮、中国などのアジアの多くの国を旅して、その当時の住民やその地の風土の記録を残してくれたのが、アメリカの女性探検家の「イザベラ・バード」。そんな彼女の冒険譚をマンガにしたのが、本書『佐々大河「ふしぎ...
コミック

裏から見れば、ローマ帝国の民族派弾圧物語ー「まんがで読破 ガリア戦記」

「まんがで読破」のシリーズは、現在のところ139冊刊行されていて、「こころ」「人間失格」といった小説や「日本書紀」「神曲」「平家物語」といった古典からアダム・スミスの「国富論」やケインズの「雇用・利子および貨幣の一般理論」までの幅広いジャン...
コミック

「読書マンガ」というジャンルの「読書」でないコミック — 施川ユウキ「バーナード嬢曰く」(一迅社)

Kindleで一迅社の50%還元セールをやっているのだが、他のラインナップとはちょっと異質で居心地悪そうなのが、この「バーナード嬢曰く」。町田さわ子こと「バーナード嬢」、彼女のしゃべりの聞き手・遠藤、図書委員の長谷川スミカ、少々ピントがおか...
信長のシェフ

織田と上杉の激突、いよいよ決戦前夜 — 梶川卓郎「信長のシェフ 21」(芳文社)

<br /> 歴史の中には闇の中に埋もれたままで、後世には残っていないことはたくさんあるはずで、そのあたりに妄想を巡らすのも、後世の歴史愛好家の特権であろう。信長のシェフ21巻は、そういった風情で、戦国時代の歴史愛好家の「ひょっとすると」を...
信長のシェフ

天下の情勢は急変、越後の龍・謙信起つ — 梶川卓郎「信長のシェフ 20」(芳文社)

タイムスリップものは、主人公が活躍して、その時代で重きをなしていくにつれて、タイムパラドクスをどう取り扱うか、といったことが重要になってきて、主人公の活躍も歴史に組み込まれたものとしていくか、あるいは全くの架空史にしていくかの瀬戸際に、そろ...
信長のシェフ

「瑤子」と「松田」、それぞれの旅立ち — 梶川卓郎「信長のシェフ 19」(芳文社)

信長のシェフ第19巻は、現代から戦国時代へと紛れ込んできた原因とその同僚たちとの別れの巻といっていい。収録は第158話 あの日の出来事第159話 この時代で生きること第160話 瑤子の処遇第161話 命がけの馳走第162話 証となる一品第1...
信長のシェフ

「陰謀」は敗れるからこそ面白い — 梶川卓郎「信長のシェフ 18」(芳文社)

さて、「信長のシェフ」の18巻は、信長軍と本願寺軍との戦のその後。以前、砦に足止めされている明智光秀軍へ織田勢の救出の動きと、本願寺勢の攻め。そして、その間で信長の暗殺を狙って策謀を巡らす果心居士と、その黒幕の松永久秀、といった具合で、やは...
信長のシェフ

本願寺挙兵ス — 梶川卓郎「信長のシェフ 17」(芳文社)

さて「信長のシェフ」の17巻目は、「天王寺合戦」の始まりのところ。調べてみると、本願寺と織田勢との戦で、結構重要な位置づけの「戦争」のようだ。収録は第142話 操るもの、操られるもの第143話 瑤子の伝言第144話 戦国の茶会第145話 野...