アート

アート

「名画」鑑賞は退屈じゃない ー 中野京子「怖い絵」

怖い絵posted with ヨメレバ 作者:中野京子(ドイツ文学)出版社:角川書店発売日: 2013年07月 「名画」というものは、美術館や画廊で、息を潜めながらありがたく鑑賞するもの、という意識を子どものころから受け付けられているせいか...
アート

「アート」を「贅沢品」と考えているうちに、日本の文化的優位性は下がっているのかも — か宮津大輔「現代アート経済学」(光文社新書)

「アート」「芸術」といえば、なにかしらハイソサエティで、高尚で、どちらかといえば「贅沢品」という印象が強い。そのため、財政が厳しくなると、真っ先に切り込まれるものの代表格であるのだが、そうした「アート観」を揺さぶってくるのが本書。   構成...
アート

アート(美術)は「美」の側面だけで語るものではない — 山本豊津「アートは資本主義の行方を予言する」(PHP新書)

「アート(美術)」というものは、古くは王侯貴族のものであったように、資本主義経済の隆盛と切っては切れないものとは思っていたのだが、国の覇権獲得活動にも重要であるなど、「アート(美術)」に対する新たな視点を開いてくれる。 構成は 第1章 資本...