本田直之

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「昭和的強制のつながり」は令和になってどうなるか? ー 本田直之「ゆるいつながり」

ほぼ十年ぐらい昔の、ちょうど「平成」の真ん中頃に、「レバリッジ」ブームを起こした、本田直之氏による「人のつながり」についての著述が本書『「ゆるいつながり 協調性ではなく、共感性でつながる時代」(朝日新書)』である。「人のつながり」と書いたの...
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ビジネス本の新しい「読書術」「読書論」の原点 — 本田直之「レバレッジ・リーディング」(東洋経済新報社)

「レバリッジ」という言葉が初お目見えしたのは、本書であっただろうか。2006年の初出であるので、10年以上前の書籍ではある。ただ、「読書」が古びた感じがあった風潮があった中で、実用の「テクニック」としての視点から「読書」を取り上げ、新風を送...
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「勤勉さ」だけが正当性を持っているわけではない — 本田直之「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」(だいわ文庫)

レバリッジもので一世を風靡した本田直之氏による、「なまけもの」への「提案書」で、筆者によれば、なまけものは「堕落型のなまけもの」「幸福型のなまけもの」「前進型のなまけもの」の三種あって、本書はそのうちの「前進型のなまけもの」を目指そうと提案...
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中高年世代ほど「レバレッジ」を利かせた人生が必要かもしれない — 本田直之「レバレッジ・シンキング」(東洋経済新報社)

ビジネス・ノウハウの世界で「レバレッジをきかす」という言葉が、流行語のようになった時があったのだが、どうかすると「最小の努力で最大の効果」が「ほろんど努力しないで成果は最大」といった趣旨で語られることが多かったように思う。そのせいか、最近「...