社会福祉

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デジタルネイチャーの世界の新しい「介護」を探る=「落合陽一 34歳、「老い」と向き合う」

新型コロナウィルスの感染拡大で、ビジネス領域でも一挙にデジタル化の波に席捲されるか、という雰囲気もあったのですが、重症化率も下がり、感染にも人々が慣れてくると、「リモートワーク禁止」や「対面復活」といったコロナ以前の業務環境に戻ろうとする動...
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「10万円給付」に触発されて「ベーシック・インカム」本を読んでみた。

新型コロナウイルスによる所得減少世帯なでへの支援策として1世帯当り30万円の支給から、全国民への一律10万円の現金給付に切り替わったせいなのか、いままで生活保護や生活困窮世帯への支援策として、案としては昔からあったものの、非現実的な施策とし...
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現役介護ヘルパーが、誰にも身近で切実な「介護」の生の姿を語る

「介護」の話というと、実際に家族の介護に直面している人にはとても負担の大きな課題となっていることがあるに対して、まだ親たちが若かったりすると、どこか遠くの話題にようにとらえられていることが多くて、社会福祉関係予算の議論がされるときも、なぜか...
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「反省以前の問題」をどうするか ー 宮口幸治「ケーキの切れない非行少年たち」

非行少年の更生というと、少年院などで「改心」「反省」させ、自立の手段を身に付けさせて、社会に復帰させる、というのがスタンダードな方法であるのだが、その方法の有効性について、児童精神科医である筆者が、多くの非行少年と直に接した経験から疑問を投...
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”間違える”というコストを”価値”に変える ー 小国士郎「注文をまちがえる料理店」(あさ出版)

本書で扱っている「認知症」の問題をはじめとして、福祉サービスの世界は、自分の周囲が健常者に取り囲まれていると、どこか遠いところの話のように実感がないのだが、自分や家族の高齢化といったことがおきると、突然「自分ごと」になる課題である。 ところ...