柴田よしき

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幕末の嵐の気配の中、「あん」は女性料理人として飛躍する=柴田よしき「あんの信じるもの」「あんの明日」「あんとほうき星」

父親の借金のかたに女衒に売られたのが、ひょんなことから、品川宿の料理が自慢の旅籠・紅屋の台所に女中奉公をすることとなった「おやす」が紅屋の料理人頭「政さん」や、同じ品川の脇本陣「百足屋」の一人娘で日本橋の薬種問屋にお嫁にいった「お小夜」たち...
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柴田よしき「あんの夢 お勝手のあん5」=お安は煮売屋で料理人のレベルをあげる

父親の借金のかたに、品川宿の料理が自慢の旅籠・紅屋に女中奉公にでた「おやす」が紅屋の料理人頭「政さん」や、同じ品川の脇本陣「百足屋」の一人娘で日本橋の薬種問屋にお嫁にいった「お小夜」たちに囲まれ、自ら「鼻が効く」という特技を活かしながら江戸...
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「あん」は日本初のソテー料理を考案するー「あんのまごころ お勝手のあん4」

父親の借金のかたに、品川宿の料理が自慢の旅籠・紅屋に女中奉公にでた「おやす」が紅屋の料理人頭「政さん」や、同じ品川の脇本陣「百足屋」の一人娘で日本橋の薬種問屋にお嫁にいった「お小夜」たちに囲まれ、自らのとても「鼻が効く」という特技を活かしな...
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奈穂の高原カフェには高原の爽やかさと料理の温かさが共存しているー柴田よしき「草原のコック・オー・ヴァン」

バブルの頃には観光客で賑わっていたのだが、バブル崩壊後、すっかり寂れてしまった元リゾート地の「百合が原高原村」で、東京からやってきて、廃ペンションを改造してカフェを始めた女性・菜穂のカフェ経営の2年目を描いたのが本書『柴田よしき「草原のコッ...
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高原のカフェの「一年」は季節とともに過ぎてゆくー柴田よしき「風のベーコンサンド 高原カフェ日誌」

バブルの頃にはペンションで賑わっていたのだが、バブル崩壊後、すっかり寂れてしまった元リゾート地の「百合が原高原村」を舞台に、都会からやってきた女性・奈穂のカフェ経営の一年間を描いたのが本書『柴田よしき「風のベーコンサンド 高原カフェ日誌」(...
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幕末のアンは、メリケンの黄色い粉の謎を解くー柴田よしき「あんの青春 若葉の季」

父親の借金のかたに、品川宿の料理が自慢の旅籠・紅屋に女中奉公にでた「おやす」が紅屋の料理人頭「政さん」や、同じ品川の脇本陣「百足屋」の一人娘・お小夜たちに囲まれ、自分のとても「鼻が効く」という特技を活かしながら料理人として成長していく「お勝...
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幕末の「赤毛のアン」は篤姫に出会うー柴田よしき「あんの青春」

父親の借金のかたに、品川宿の料理が自慢の旅籠・紅屋に女中奉公にでた「おやす」が紅屋の料理人頭「政さん」や、同じ品川の脇本陣「百足屋」の一人娘・お小夜たちに囲まれ、自分のとても「鼻が効く」という特技を活かしながら料理人として成長していく。幕末...
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旅籠の調理場見習い少女は、幕末江戸の「赤毛のアン」ー柴田よしき「お勝手のあん」

料理を扱った時代物というと、たいていは江戸の下町の居酒屋や一膳飯屋といったところが多いのだが、本書『柴田よしき「お勝手のあん」』の舞台は、今は東京都のビジネス街の中心に位置しているが、当時は江戸市中からちょっと離れた宿場町で、吉原より少々格...
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プロ野球選手の奥さんの軽〜いタッチの謎解き — 柴田よしき「あおぞら町 春子さんの冒険と推理」(原書房)

<br /><br /> 主人公は元看護士で、今はプロ野球選手の専業主婦の「春子さん」。青空市のマンション住まい(ベランダは広い様子)。夫の陽平くんは幼なじみで東京ホワイトシャークスというプロ野球チームの捕手。もっぱら二軍暮らし...
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スナック菓子のようなサクサク・ミステリー — 柴田よしき「石狩くんと(株)魔泉洞ー謎の転倒犬」(東京創元社)

<br /><br /> ミステリーには世間と同じように流行り廃りがあるもので、本格モノが流行った頃もあれば、松本清張や森村誠一の”社会派ミステリー”が全盛だった頃などなど、その時の時勢に応じて移り変わっていくもの。とはいうもの...