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川沿いのレストランで男を誘う白い顔の怪異の正体は?=小野不由美「営繕かるかや怪異譚」その参

古い建物に憑いていて、住んでいる人の周辺にひたひたと迫ってくる怪異の数々を、祓ったり消滅させるのでなく、「なだめて」害をなさないように変質させる、建物修繕の専門家「営繕屋かるかや」が関わった怪異譚を描く建物ホラー「営繕かるかや怪異譚」の第...
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城下町の古い家でおきる怪異譚再び=小野不由美「営繕かるかや怪異譚 その弐」

古い建物に憑いてしまい、住んでいる人の周辺にひたひたと迫ってくる怪異の数々を、祓ったり消滅させるのでなく、「なだめて」害をなさないように変質あせる、建物修繕の専門家「営繕屋かるかや」が関わった怪異譚を描く建物ホラー「営繕かるかや怪異譚」の...
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古い城下町の「怪異」の一番の解決手段は「なだめる」こと?=小野不由美「営繕かるかや怪異譚」

家につく「怪異」というのは、そこから転居できる場合ばかりではない上に、そこに怪異が潜んでいたことが住み始めるまでわからない、という他の怪異とは違う「逃げ場のない」怖さが特徴なのですが、そんな建物に付随する「怪異」を、建物の修繕や補修をする...
畠中恵

相場師あがりの僧侶は老舗料理屋の幽霊や老舗商店の跡継ぎ騒動の謎を解く=畠中恵「御坊日々」

幕末・維新の動乱も鎮まって、銀座の赤煉瓦街もでき、牛鍋屋も繁盛して、徳川時代の生活どころか、西欧文明が怒涛のように乱入して混乱を極めた明治初めも遠くなった、明治20年代。明治初期に、当時の住職が急死し、廃仏毀釈もあって廃寺になりかけた上野...
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岩手・遠野で、「巷説」の「小悪党」たちが怪事を操る=京極夏彦「遠巷説百物語」

江戸末期の天保年間を無頼にして、晴らせぬ怨みや、利害や因縁がもつれあってしまった困難事を、闇の世界に救う「小悪党」たちが、「妖怪」が絡む怪事とみせかけて解決していくのが「巷説百物語」シリーズです。2010年に、上方を舞台にした「西巷説百物...
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日本の「普通」とかけ離れた地「西成」と「路上」の実態は?=「ルポ・西成 七十八日間ドヤ街生活」・「ルポ路上生活」

ドヤ街での最貧生活や路上でのホームレス生活というのは、行政による救済の対象として上からの目線でその姿や窮乏が語られることはあるのですが、本書「ルポ・西成 七十八日間ドヤ街生活」と「ルポ路上生活」は、2018年に7年間在籍した大学を卒業し、...
畠中恵

「幸」は呉服商売に復帰し、さらなる顧客拡大に乗り出す=「あきない世傳 金と銀 12 出帆篇」

大阪近郊の村の小さな寺子屋師匠の娘・幸が、父と兄の死で実家が零泊したため、大坂・天満の呉服屋・五鈴屋の女衆として奉公に上がったの振り出しに、幾多の困難の乗り越えながら、上方から江戸へ進出し、女性実業家として成り上がっていくサクセスストーリ...
畠中恵

天の星の代替わりに巻き込まれて、若だんなは赤ん坊からリスタート=畠中恵「しゃばけ20 もういちど」

祖母の血筋のおかげで「妖」の姿を見ることができる病弱な廻船問屋兼薬種問屋・長崎屋の若だんな・一太郎と、彼を守るために祖母が送り込んだ妖「犬神」「白沢」が人の姿となった「仁吉」「佐助」、そして一太郎のまわりに屯する「鳴家」、「屏風のぞき」や...
畠中恵

両親の留守中の若だんなの「店主修行」は大騒動=畠中恵「しゃばけ19 いちねんかん」

祖母の血筋のおかげで「妖」の姿を見ることができる病弱な廻船問屋兼薬種問屋・長崎屋の若だんな・一太郎と、彼を守るために祖母が送り込んだ妖「犬神」「白沢」が人の姿となった「仁吉」「佐助」、そして一太郎のまわりに屯する「鳴家」、「屏風のぞき」や...
畠中恵

若だんなや於りん、妖たちにふりかかる不幸は誰の仕業?=畠中恵「しゃばけ18 てんげんつう」

祖母の血筋のおかげで「妖」の姿を見ることができる病弱な廻船問屋兼薬種問屋・長崎屋の若だんな・一太郎と、彼を守るために祖母が送り込んだ妖「犬神」「白沢」が人の姿となった「仁吉」「佐助」、そして一太郎のまわりに屯する「鳴家」、「屏風のぞき」や...
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