テクノロジー

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テクノロジーを”キー”に未来を見通せー佐藤航陽「未来に先回りする思考法」

物事が大きく変化してから、「まさかこんな風になるなんて」と自分の先見性のなさや、先の見通しの甘さを後悔し人はいませんか。「未来」っていうのは、たいてい自分の思っているところと別のゴールに向けっていくか、横のほうにそれていくものです。 未来を...
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「AIの時代」を泳ぎ切るノウハウはこれだ ー 堀江貴文「僕たちはもう働かなくていい」(小学館新書)

時代の先端をいく事象について、いつもセンセーショナルな提言を投げ込んでくる筆者なんであるが、今回のテーマは「AI」である。 この話題については、将棋や囲碁で人間の名人がAIに敗北したり、シンギュラリティにより人間の職が奪われたり、といった負...
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IoT時代の新ビジネスモデルとは? ー 野口悠紀雄「「産業革命以前」の未来へ」

ここで問題。 「ユニコーン」、「フィンテック」、「ブロクチェーン」。 この意味をちゃんと答えられる人は大丈夫。この新書を読む必要はない。 一つでも、説明できないものがあったあなたは、この本を読んでおかないと後々後悔することになると思う。  ...
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ヒトと機械の境界は曖昧になるのか — 海猫沢めろん「明日、機械がヒトになる」(講談社学術新書)

いまほど人間と機械の間が近くなっている時はあるまい。「近く」どころか、AIに仕事を奪われる、であるとか、義足を付けた陸上ランナーが生身の足をもつランナーより記録を伸ばすかも、であるとか、どことなく、AIや機械に脅威を感じ始めている印象がある...
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「AI]に追い抜かれるのはいつなのか、と「親」のような気分で考えてみる — 斎藤和紀「シンギュラリティ・ビジネス ーAI時代に勝ち残る企業と人の条件」(幻冬舎新書)

新しい技術というものは当然。光の部分と影の部分があって、どちらにその目を向けるかがくっきりと分かれるものだのだが、「AI」については、職が奪われるという否定的な側面が結構強く主張されているような気がする。 もちろん「AI」が人間の知能を追い...
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科学進化の「倍々ゲーム」の行き先は? — 稲見昌彦「スーパーヒューマン誕生 人間はSFを超える」(NHK出版新書)

<br /> AI、IOT、ロボットといった最近流行のテクノロジーは、いずれも人間のアナログな感覚との間に膜で遮られているような気がしていて、こうしたテクノロジーの進化は必ずしも人間・人類と並走してくれるかどうか不安なところがあるのだが、本...
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人間の天才がAIに向き合う — 羽生善治「人口知能の核心」(NHK出版新書)

AIが我々の仕事の多くを奪ってしまう、とか、イーロン・マスクがAIの開発・研究は人類にとって危険だと研究の中止を呼びかけているであるとか、AIへの評価はすべてがバラ色の温かい目を向けているとはいえないのだが、IOTなどAIは私たちの生活に深...
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「デジタル生活」突入への後押ししてくれる入門書ー「デジタル超整理術」flick特別編集

書籍をスキャニングしてどうこう、という本はある程度チェックすることにしているのだが、最近ドキュメントスキャナの普及も一段落したせいか、リリースされるものが少なくなっているような気がする。 そんな時に久々に出版されたのが本書。 収録は ・スキ...
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「エネルギーを選ぶ時代」はなぜ来なかったのか?

エネルギー基本計画の原子力を含むベース電源と再生エネルギーの将来比率や二酸化炭素削減の目標数値が先日、政府案が出された。 「原発再稼働」については様々な意見があり、対立している状況は承知しつつも、「辺境」から「中央」の様子を横目で眺めながら...