時代小説・歴史小説

山本巧次

山本巧次「留萌本線、最後の事件」ーローカル鉄道廃止の陰にかくれた不正を暴け

「八丁堀のおゆう」シリーズで、幕末の動乱もまだ遠い文政期の江戸で、現代科学をつかって事件を解決していく、元OLの「関口優佳」こと「おゆう」の活躍を描いている筆者なのですが、かなりの「鉄道オタク」であるらしく、「開化鐵道探偵」をはじめとした...
篠綾子

「雪ひとひら 江戸菓子舗照月堂7」ー 「なつめ」の恋は破れ、兄との再会もままならず・・

徳川綱吉の時代を舞台にして、駒込の菓子屋・照月堂を舞台に、京都で御所侍をしていた両親と兄を火事で失い、江戸の了然尼のもとに身を寄せながら、女性職人見習いの「なつめ」の菓子職人修行を描く『篠綾子「江戸菓子舗照月堂」』シリーズの第7弾。 ...
山本巧次

ロシアからの異邦人の秘密を解き明かせ ー 山本巧次「北からの黒船 八丁堀のおゆう」

元OLのフリーター・関口優佳が、祖母が遺した東京下町の古い家の押入れから江戸時代へとタイムスリップし、江戸と東京を行き来しながら、南町奉行所の同心・鵜飼伝三郎配下の小粋な岡っ引きとして、江戸市中の事件を解決していく「関口優佳」こと「おゆう...
中島久枝

樅助の抜群の記憶力も年齢には勝てない?ー 中島久枝「お宿如月庵へようこそ 上弦の月」

上野広小路から湯島天神に至る坂の途中にある、切妻破風の二階屋で、部屋数が十二の小さな宿だが、料理も旨く、もてなしもよい、という旅館に、火事で焼け出されたことが縁で、部屋係となって働くことになった十五歳の娘・梅乃が同僚の「紅葉」や、仲居の「...
中島久枝

桔梗の過去の思い出が、苦く決着する ー 中島久枝 「お宿如月庵へようこそ 三日月の巻」

上野広小路から湯島天神に至る坂の途中にある、切妻破風の二階屋で、部屋数が十二の小さな宿だが、料理も旨く、もてなしもよい、という旅館に、火事で焼け出されたことが縁で、部屋係となって働くことになった十五歳の娘・梅乃が同僚の「紅葉」や、仲居の「...
坂井希久子

火事の炎が、お妙に父母の死の記憶を呼び覚ます ー 坂井希久子「とろとろ卵がゆ 居酒屋ぜんや8」

前巻までで、お妙の元亭主善助の死の原因が明らかになり、その陰に幕府の有力者の影があったことから、実家の林家の屋敷を出て、「ぜんや」の近くの長屋に転がり込んだ只次郎。恋敵と思われて重蔵も自ら身をひいたことで、お妙との間が一挙に近づくかと思い...
中島久枝

小萩は菓子職人として「脱皮」する ー 中島久枝「それぞれの陽だまり〜日本橋牡丹堂5」

宿屋の娘でありながら、美味しい「菓子」をつくる職人になりたい、と思いたって、鎌倉のはずれの村から江戸へやってきた、つきたてのお餅みたいなふっくらとした頬に黒い瞳、小さな丸い鼻。美人ではないが愛らしい顔立ちの娘・小萩が、日本橋の菓子舗・二十...
伊東潤

戦国時代の「始まり」を告げる男の物語 ー 伊東潤「黎明に起つ」

一説には、一介の素浪人でありながら(最近の研究では、足利幕府の申次衆ということらしいので結構、エライさんですね)、幼い今川氏親を助けて駿河国を相続させ、自らは伊豆から相模までを支配下に治め、下剋上の典型とされている「北条早雲」の生涯を描く...
山本巧次

北海道のローカル駅の秘められた物語はどこへ繋がる? ー 山本巧次「途中下車はできません」

現代から江戸へタイムスリップした女性が、現代技術を使って市中に起きる事件を解決する「八丁堀のおゆう」シリーズ、腕利きの元八丁堀の定廻り同心と御家人出身の鉄道省の技手が明治初期の鉄道建設現場でおきる事件の解決をしていく「開化鐵道探偵」シリー...
中島久枝

旅館を舞台にした、江戸のお仕事ガールの物語 ー 中島久枝「お宿如月庵へようこそ」

上野広小路から湯島天神に至る坂野途中にある、切妻破風の二階屋で、部屋数が十二の小さな宿だが、料理も旨く、もてなしもよい、という旅館に、火事で焼け出されたことが縁で、部屋係となって働くことになった十五歳の娘・梅乃の奮闘を描く、江戸版「Hot...
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