若竹七海

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葉崎市は今日も「犯罪」でいっぱい=若竹七海「パラダイス・ガーデンの喪失」

相模湾に中央に突き出た葉崎半島に位置し、葉崎マリーナという名の公共マリーナと丘陵地帯ぐらいしか特徴がなく、神奈川県の盲腸とも呼ばれる、(架空の市)葉崎市を舞台にしたミステリーのひさびさの第8弾が本書『若竹七海「パラダイス・ガーデンの喪失」(...
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浜辺で出会った死体は名家の謎へつながるー若竹七海「古書店アゼリアの死体」

神奈川県の葉山ではなく「葉崎」という海べりの架空の都市を舞台に、その町に、失業した腹立ちまぎれにやってきた女性編集者が、浜辺に打ち上げられた死体の発見者となったことをきっかけに、その町の名家でおきる殺人事件に巻き込まれ、嫌々ながらも謎解きを...
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御子柴は負傷し長野へ帰るが、警視庁との腐れ縁は続くー若竹七海「御子柴くんと遠距離バディ」

東京の調布市出身なのだが都会の喧騒を嫌い、大学で登山部に入って山にはまり、警察で山岳救助をしたいという夢をかなえるため、「長野県警」に入ったのだが、「事故」で膝を痛めて刑事になったのが運の尽き。東京へ長野県警と警視庁との連絡調整をするために...
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東京出身の長野県警刑事が警視庁で「甘味調達」と捜査にあたるー若竹七海「御子柴くんの甘みと捜査」

東京の調布市出身なのだが都会の喧騒を嫌い、大学で登山部に入って山にはまり、警察で山岳救助をしたいという夢をかなえるため、「長野県警」に入ったのだが、事故」で膝を痛めて刑事になったのが運の尽き。東京へ長野県警と警視庁との連絡調整をするために、...
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富士山麓の山荘で過去の因縁が蘇るー若竹七海「八月の降霊会」

世界で一番不幸な探偵「葉村晶」シリーズをはじめ、意表をつくストーリー展開とちょっと怖い結末のミステリーを提供してくれる若竹七海さんによる、人里離れた山荘を舞台にしたミステリーホラーが本書『若竹七海「八月の降霊会」(角川文庫)』です。 八月の...
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若竹七海「不穏な眠り」ーハムラアキラ勤務の本屋が事件を引き寄せる

2020年1月にシシドカフカ主演でTVドラマ化された、「世界でもっとも不運な探偵」として、本人も周囲も気づかないうちに、周りにトラブルの数々と犯罪の謎解きを招き寄せてしまう、フリーランスの私立探偵・葉村晶シリーズの第8弾が『若竹七海「錆びた...
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若竹七海「錆びた滑車」ー交通事故に秘められた友人の殺意をハムラアキラが暴き出す

2020年1月にシシドカフカ主演でTVドラマ化された、「世界でもっとも不運な探偵」として、本人も周囲も気づかないうちに、周りにトラブルの数々と犯罪の謎解きを招き寄せてしまう、フリーランスの私立探偵・葉村晶シリーズの第7弾が『若竹七海「錆びた...
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若竹七海「静かな炎天」ー書店員兼探偵となった「葉月晶」は四十肩になる

気づかないうちに、自分の周囲にトラブルの数々を招き寄せてしまう、フリーランスの私立探偵・葉村晶シリーズの第七弾が『若竹七海「静かな炎天」』。 前話までで、今まで勤めていた「長谷川探偵調査所」の突然の閉所によって職を失い、ようやく手に入れそう...
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若竹七海「さよならの手口」ー元女優の依頼が過去の連続殺人の謎を暴き出す

きれあじのいい調査をするのだが、調査をすすめると思ってもみないトラブルが向こうのほうが寄ってくるというフリーランスの探偵・葉村晶シリーズの第5弾が本書「さよならの手口」。 非常勤の探偵の籍をおいていた「長谷川探偵調査所」が閉所してしまい、探...
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若竹七海「暗い海流」-羽村晶は探偵の職を失い、古書店のバイトになる

小さな探偵事務所・長谷川調査探偵調査所の、アラサーのフリーランス調査員・葉村晶が持ち込まれる揉め事を解きほぐしていくうちに、隠されていた黒い秘密まで引きずり出してしまう女性私立探偵もの「葉村晶シリーズ」が含まれた短編集 収録されているのは5...