出口治明

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出口治明「還暦からの底力」ー迷ったらやる。迷ったら買う。迷ったら行く

日本生命を退職後、60歳でライフネット生命を創業し、ネット生命保険の草分けとして事業を軌道にのせた後、今度は立命館環太平洋大学(APU)の学長として国内外の学生の教育にあたる、という年齢にとらわれない活躍を続けておられる筆者の、人生100年...
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出口治明「貞観政要 中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」」ー世界のリーダーの「定番」の本はこれ

日本生命の重役を経て、オンラインの生命保険の先駆けである「ライフネット生命」を総創業して事業を軌道の乗せた後、立命館アジア太平洋大学(APU)の学長となるなど、まさに八面六臂の活躍をしている筆者が、「何人かのリーダーに「これを読め」と勧めた...
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決められない人は「仕事は3割」と割り切るべし ー 出口治明「早く正しく決める技術」(実業の日本社)

物事をなかなか決められずにチャンスを逃してしまった、という経験は誰しもあることだろう。「すばやく決断し、すばやく行動する」っていうのが、現代のビジネス環境の中で成功していくのが大事だとはわかっていても、失敗した時のダメージとか、周囲の目線と...
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「児童書」は「大人」の必読書でもある ー 出口治明「教養は児童書で学べ 」(光文社新書)

「子ども」に物事を教えるというのは意外に難しいもので、余計な夾雑物や邪心があると、子どもはしっかりと見抜いてしまうもの。これは「本」の場合も同様であるらしく、本書によれば、 いい児童書は、無駄をすべて削ぎ落としたうえで、ていねいに作ってある...
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「51対49で勝利できれば御の字」と肩を押してくれる先達のアドバイスは嬉しい — 出口治明「本物の思考力」(小学館新書)

最初に乱暴な感想をいうならば、「また叱られたけど、頑張れよ、肩を押してもらったな」というところ なにせ、昨今の、「日本人エライ」の論調の向こうをはって「誤解を恐れずに言ってしまうなら、僕は「日本人の特性」など存在しないとさえ思っています。」...
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「教養」という言葉で何を連想しますか? — 出口治明「人生を面白くする 本物の教養 」(幻冬舎新書)

「教養」という言葉ほど、日本の近現代の中で、明治から昭和初期の頂上のあたりから、バブル崩壊後グローバリズム全盛期の底辺期まで、毀誉褒貶のアップダウンが激しかった言葉もないような気がしている。  そして、現在の混沌期も「教養」というものに対す...
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我々の血肉は「歴史」でできている — 出口治明『仕事に効く、教養としての「世界史」』(祥伝社)

ライフネット生命の社長である出口治明氏による世界史。 もともとは日本生命の重役で、ネットによる生命保険という革命的ともいえるビジネスモデルを創造したビジネスマンが「なぜ世界史の執筆?」という疑問が当然生じるわけで、詳しくは、本書の最後の「お...