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「人生100年時代」の「学び直し」について考えてみよう ー 落合陽一「0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書」

「人生100年時代」という言葉が一般化してきて、100年時代における「働き方」であるとか「職業戦略」については、たくさんの人が主張を始めているのだが、必然的に長くなる「職業ステージ」の中で、「どう学び直すか」という点については、議論がまだま...
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「イヌ型」「ネコ型」、あなたはどちらのタイプ? ー 太田肇「「ネコ型」人間の時代」(平凡社新書)

人間の類型を動物に例えるのは、「人間関係に必要な知恵はすべて類人猿に学んだ」のチンパンジー・ゴリラ・オランウータン・ボノボの4類型で分析する「類人猿分類」など数々あるし、「自分を動物に例えると何?」というのは、就職面接などではすでに使い古さ...
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消費行動から、時代のトレンドを予測する ー 三浦 展「第四の消費」(朝日新書)

「下流社会」シリーズをはじめとして、現代社会について鋭い視点から論評を重ねていて、先だって、このブロクでも「100万円で家を買い、週3日働く」をレビューした三浦展氏なのだが、筆者が、日本の20世紀初頭以後の消費社会を、類型化して分析し、現代...
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定年後ぐらい「わがまま」に生きてみてはどうだ ー 成毛眞「俺たちの定年後ー成毛流・60歳からの生き方指南」(ワニブックスPLUS新書)

定年後を扱った本は、ファイナンシャルプランナーとか、人事コンサルタントとか、「その道」の人によるものが多く、それはそれでちゃんと参考になるものは多いのだが、どうしても「定年」ということが気になる世代向けになるので、その対象となる年齢のバンド...
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人生設計に「マーケティング理論」を使ってみる ー 永井孝尚「「あなた」という商品を高く売る方法」(NHK出版新書)

「100円のコーラを1000円で売るには」シリーズや「それ、どうやったら売れるんですか」など、マーケティング理論をわかりやすく説明する概説書を提供してくれていた筆者なのだが、今回は、その「マーケティング理論」を自己啓発、あるいは自分のブラン...
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85歳まで「現役」を目指すビジネス人生の設計ノウハウ ー 大杉 潤「定年後不安 人生100年時代の生き方」(角川新書)

表題だけみると、定年を控えての様々な「不安」についての処方箋を提示しましょう、というイメージなのだが、実は、60歳の定年の時期に限定せず、人生100年時代を見据えて、「トリプル・サイクル」のビジネス人生の設計を考えてみよう、というのが本書の...
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あなたは東京オリンピック以後の激変に備えているか? ー 岸 博幸「オリンピック恐慌」(幻冬舎新書)

経済産業省出身で、小泉内閣当時、竹中大臣の側近の秘書官として、構造改革の立案に携わり、今は、国や地方の政策立案のアドバイスやTVのコメンテーターなどで活躍している筆者による本なのだが、表題から連想されるような「経済動向の予測本」ではないので...
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全ては、たった一人の情熱から始まるー四角大輔「人生やらなくていいリスト」

元売れっ子の音楽プロヂューサーで、綾香、平井堅といった著名シンガーのプロデュースを務め、ミリオンヒットを創りだした経歴をもちながら、今は、ニュージーランドの移住し、半年は森で半自給生活、あと半年は「旅」という生活をおくっている、四角大輔氏に...
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「錯覚」だけが「人生」さ — ふろむだ「人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている」(ダイヤモンド社)

「人は見た目が9割」という本が2005年に大流行して、その後、2013年に「やっぱり見た目が9割」という続編がでて、かなり流行になった記憶のある人も多いだろう。この本の趣旨は、人が物事を判断するのは言語情報以外の容姿、表情、しぐさ含めたとこ...
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迷った時は「正しい答え」ではなく「正しい問い」を見つけることが大事

人生の方向性に悩むことは誰しもあることなのだが、そのときに闇雲に「正しい答え」を見つけようとしがちなのだが、ちょっ冷静になって、まず「質問」を正しくすることから始めたほうがよい時がある。   例えば、給料が安くて不満がある時、解消したいと思...