井原忠政

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想い人と別れ、江戸入りした茂兵衛は東北の九戸政実の反乱鎮圧へ向かう=井原忠政「奥州仁義 三河雑兵心得13」【ネタバレあり】

三河の国の、まだ小国の領主であった松平(徳川)家康の家臣団の最下層の足軽として「侍人生」をスタートさせた農民出身の「植田茂兵衛」。吹けば飛ぶような足軽を皮切りに、徳川家康が大大名となっていくのにあわせて、槍から鉄砲に武器を持ち替えて出世街道...
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与一郎は秀吉配下の「馬廻衆」となり、長篠で武田武者を射落とす=井原忠政「長島忠義 北近江合戦心得(三)」

織田信長に攻め滅ぼされた近江の戦国大名・浅井長政の家臣で弓の名人であった主人公・遠藤与一郎が、主家の滅亡後、信長の家臣・豊臣秀吉の足軽となり、浅井家再興のために、心ならずも信長の天下統一に力を貸していく、お家再興物語「北近江合戦心得」シリー...
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茂兵衛は北条攻めに従軍し、北条氏規の命を助ける=井原忠政「小田原仁義 三河雑兵心得」

三河の国の、まだ小国の領主であった松平(徳川)家康の家臣団の最下層の足軽として「侍人生」をスタートさせた農民出身の「茂兵衛」。吹けば飛ぶような足軽を皮切りに、侍としての出世街道を、槍一本で「ちまちま」と登っていく、戦国足軽出世物語の第十二弾...
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浅井の遺臣・与一郎は越前国崩壊と長島の殲滅戦を目撃する=井原忠政「長島忠義 北近江合戦心得二」

織田信長に攻め滅ぼされた近江の戦国大名・浅井長政の家臣で弓の名人であった主人公・遠藤与一郎が、主家の滅亡後、信長の家臣・豊臣秀吉の足軽となり、浅井家再興のために、心ならずも信長の天下統一に力を貸していく、お家再興物語「北近江合戦心得」シリー...
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熊撃ち猟師は、鳥居耀蔵の指示で幕閣の若手エリートを狙撃する=井原忠政「殿様行列 人撃ち稼業(ニ)」

秩父の山中で熊を撃って暮らしていた、腕利き猟師の玄蔵が、恋女房の希和が隠れキリシタンであることから、江戸幕府で、綱紀粛正の大改革を行って政治の実権を握ろうとする水野老中の懐刀・鳥居耀蔵に目をつけられ、反対派の暗殺にから出される幕末スナイパー...
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茂兵衛は真田家へ嫁ぐ於稲に同行して上田入りし、真田昌幸の企みに利用される=井原忠政「百人組頭仁義 三河雑兵心得11」

三河の国の、まだ小国の領主であった松平(徳川)家康の家臣団の最下層の足軽として「侍人生」をスタートさせた農民出身の「茂兵衛」。吹けば飛ぶような足軽を皮切りに、徳川家康が大大名となっていくのにあわせて、槍から鉄砲に武器を持ち替えて出世街道を登...
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浅井家の残党の若武者、信長暗殺を企む=井原忠政「姉川忠義 北近江合戦心得 一」

戦国時代を舞台にした歴史・時代小説というと、「天下布武」の旗印を掲げて駿河の今川、美濃の斎藤、越前の朝倉、甲斐の武田といった有力諸侯を攻め滅ぼし、さらには比叡山の焼き討ちや石山本願寺との戦など宗教勢力を圧迫した織田信長や、その配下の豊臣秀吉...
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甲府勤番還りの旗本大家の店子はいわくつきの曲者ばかり=井原忠政「うつけ屋敷の旗本大家」

幕府の直轄領である甲斐国の甲府城に常駐し、城の守備や兵糧米の管理や武器の管理、甲府地域の統治に従事した「甲府勤番」というお役目は、出来の悪い幕臣や素行不良の旗本が命じられる役職でもあったので、当時「山流し」と呼ばれて、改易一歩手前の左遷の典...
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熊撃ち猟師は鳥居耀蔵の陰謀でスナイパーになる=井原忠政「人撃ち稼業」

ベストセラーシリーズ「三河雑兵心得」で、大軍を率いて敵を殲滅する武将でも、お家の犠牲になる姫君でもなく、槍一本を手に戦に出て、こつこつと功を積み上げて出世をしている百姓上がりの戦国武士の物語を描いている筆者が、江戸時代の後期、11代将軍。家...
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茂兵衛は家康の側近・馬廻役となるが、座り心地は最悪=井原忠政「馬廻役仁義 三河雑兵心得」

三河の国の、まだ小国の領主であった松平(徳川)家康の家臣団の最下層の足軽として「侍人生」をスタートさせた農民出身の「茂兵衛」。吹けば飛ぶような足軽を皮切りに、侍としての出世街道を、槍一本で「ちまちま」と登っていく、戦国足軽出世物語の第十弾が...