心理学

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マイナスの「感情」をおし殺さずに働ける方法はコレ ー 関屋裕希「感情の問題地図」(技術評論社)

沢渡あまね氏を中心に展開されている「問題地図」シリーズであるのだが、今回は臨床心理士で「産業精神保健「「職場のメンタルヘルス」を活動テーマの中心として活躍している筆者によるのが本書『関屋裕希「感情の問題地図」(技術評論社)』。 心理学の専門...
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「角(つの)」を矯めない生き方もある — 泉谷閑示「「普通がいい」という病」(講談社現代新書)

我々はいつの間にか、自分が生きている意味を、周囲の「目」で判断するようになっている、と感じたことはないだろうか。本書の「はじめに」冒頭に   自分が自分らしくあること、その大切な中心である「角」、それを自分自身で憎み、邪魔にして隠しながら生...
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円滑な人間関係のコツは「タイプ別」に異なる対応をすることにあり — 坪田信貴「人間は9タイプー仕事と対人関係がはかどる人間説明書」(アスキー・メディアワークス)

「学生ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」、通称「ビリギャル」の著者による、人の性格・性向のタイプ別分析と生かし方の本。 「人間は9タイプ 子供とあなたの伸ばし方説明書」と違って、今回は「仕事編」。 人をいくつか...
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私は「他者」のために存在しない。他者も「私」のために存在しない — 岸見一郎「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)

<br /> カウンセリング、心理学といえば、まずはフロイト、すこし変わったところでユングといったところがメジャーで、正直、岸見先生のアドラー本が出た初っ端は、一時の流行ものかなとも思っていたのだが、どうしてどうして、その人気が衰えない。さ...