成田名璃子

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若き女性シューズデザイナーは謎解きに奮闘する ー 成田名璃子「不機嫌なコルドニエ 靴職人のオーダメイド謎解き日記」

プロのホテルマンは洋服ではなく、靴を見て客の質を評価する、という話があるぐらい「靴」が、その人の品格を表すものであるらしく、その中でも「ビスポークシューズ」といわれる、熟練の職人の手によって最初から最後まで、客の注文どおりに靴の部品からつ...
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ホームレス女子、がら空きの朝ごはん食堂を再生する ー 成田名璃子「ハレのヒ食堂の朝ごはん」(ハルキ文庫)

単身赴任をしていると、面倒なのが「朝ごはん」が結構悩みのタネで、ファーストフード店の朝食メニューも充実してきてはいるのだが、毎日となると変化をつけるのにも限界があって、「日替わり朝ごはん」なんていうのを出してくれる定食屋を探し出すのが、「...
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手を掴めなかった苦い思いが、次のステップへの道標だ ー 成田名璃子「東京すみっこごはん 楓の味噌汁」(光文社文庫)

東京の私鉄駅沿線にある昔ながらの商店街のはしっこにある共同台所を舞台に繰り広げられる人情ものがたりの「東京すみっこごはん」シリーズの第四弾である。再開発による閉鎖の危機も乗り越え、このすみっこごはんを守ってきた「柿本」と楓の母との思い出も前...
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楓の強さと健気さにあらためて感心いたしました ー 成田名璃子「東京すみっこごはんー親子丼に愛を込めて」(光文社文庫)

駅前の再開発騒動で、常連メンバーに中に亀裂が入りそうであった、第二巻の危機を乗り越えてどうにか順調な運営が保たれ始めた「すみっこごはん」。 今巻もいつもと変わらない「人情噺」が展開されていくのだが、奈央と一斗の結婚がそろそろ決着か、というと...
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”すみっこごはん”の存続の危機を跳ね返せ ー 成田名璃子「東京すみっこごはんー雷親父とオムライス」(光文社文庫)

都会の片隅にある”共同台所”の「すみっこごはん」を舞台にした現代版人情噺の第二弾。 早逝した母から娘に託された「レシピノート」を伝えるために守られてきたことが、前作で明らかになった「すみっこごはん」なのだが、近くの駅の再開発が始まり、「すみ...
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都会の片隅の「ほっこり」とする”共同台所”の物語 ー 成田名璃子「東京すみっこごはん」(光文社文庫)

都会の路地の奥のほうに 一 一ヶ月ごとに更新の会員制とします(略)四 くじであたりを引いた人が、その日の料理当番です五 当番は、レシピノートから好きなメニューを選んでつくりましょう  その時、なるべきレシピ通りにつくってください。必ず野菜を...
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