インディゴの夜

加藤実秋

「晶」に転職話が持ち上がるが、その結末は? ー 加藤実秋「ロケットスカイ インディゴの夜」(集英社文庫)

渋谷のホストクラブ「club indigo」を舞台にした「インディゴの夜」シリーズの第6巻。 前巻はシリーズはじめての長編であったのだが、今巻はもとにかえって、「短編仕立て」である。 主要ホストたちの監禁騒ぎにクールな若手ホストたちが頑張っ...
加藤実秋

晶たち「Club indigo」 メンバー、バーチャルワールドに突入す ー 加藤実秋「ブラックスローン インディゴの夜」(集英社文庫)

「Club indigo」シリーズの第5弾は、このシリーズ初の長編。しかも事件解決のカギとなる舞台は、いつも渋谷や新宿の街のいざこざやトラブルといったリアルな世界が中心であったに対し、今巻では、オンラインゲームの架空の街、というバーチャルな...
加藤実秋

クールな若手メンバーを加えて、ますます「Club indigo」 は好調 ー 加藤実秋「Dカラーバケーション インディゴの夜」(集英社文庫)

塩谷、晶、憂夜という30歳を超えた経営陣と、ジョン太、DJ本気、犬マンといった「若手」ホストたちで繁盛していた「Club indigo」であったのだが、夜の本番に加えて、ショーとスィーツを提供する「昼間営業」を始めたところ、「若手」以上に若...
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club indigo改装中に、ホストたちは熱い推理劇を繰り広げる ー 加藤実秋「ホワイトクロウ インディゴの夜」(集英社文庫)

渋谷のはずれにあって、新宿歌舞伎町や六本木のホストクラブより、ちょっと下ながら、個性あふれるオーナーとマネージャー、そしてホストたちで人気のホストクラブ「club indigo」を舞台にした都会の盛り場ミステリーの第3弾である。 前巻までは...
加藤実秋

ホストクラブ「club indigo」は本日も「客」と「事件」で満員です ー 加藤実秋「チョコレートビースト インディゴの夜」(集英社文庫)

渋谷の古いビルの二階にある「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブ」”club indigo”のホストやなじみ客の周辺でおきる事件を、店の共同オーナー兼フリーライターの高原晶をメインキャストにし、in...
加藤実秋

渋谷の「ホスト・クラブ」は事件の宝庫 ー 加藤実秋「インディゴの夜」

「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」という言葉から生まれた渋谷のホストクラブ「club indigo」を舞台にしたミステリー、ということなのだが、このクラブのイメージがつかみづら...