はないちもんめ

有馬美季子

雪だるまの中の「人魚の腕」の謎を解け ー 有馬美季子「はないちもんめ 冬の人魚」

祖母の「お紋」、母親の「お市」、娘の「お花」の三世代で経営する八丁堀近くの北紺屋町にある、小さな料理屋「はないちもんめ」を舞台に繰り広げられる時代ものミステリーの第3弾。 第一作の「はないちもんめ」が文政五年(1822年)の5月前に始まった...
有馬美季子

着物品評会での毒殺事件は大店の娘誘拐事件へとつながる ー 有馬美季子「はないちもんめ 秋祭り」

三世代で経営する日本橋の居酒屋を経営する「お紋」「お市」「お花」の三人と店の常連の同心・木暮といったキャストで展開される居酒屋捕物帳「はないちもんめ」シリーズの第2弾である。今話では、奥さんの尻の下に敷かれている上に、はないちもんめの三人に...
有馬美季子

居酒屋の三世代経営者が絵師の失踪事件の秘密を解き明かす ー 有馬美季子「はないちもんめ」(祥伝社文庫)

文政時代の日本橋の居酒屋の女将・お園が自慢の料理と少しばかりのおせっかいで、市中の事件の謎を解いていく「縄のれん 福寿」をおくり出した筆者が、今回は祖母、母親、娘の三世代で切り盛りする料理屋「はないちもんめ」を舞台に、江戸の市中の事件を解決...