月別アーカイブ: 2015年5月

Coco壱番屋「鳥取三昧カレー」を食す

読んでいる本で、外食しているものに影響を受ける傾向は依然続いていて、今読んでいるのは、水野仁輔「カレーライスの謎―なぜ日本中の食卓が虜になったのか (角川SSC新書)

ということで、今日の昼食はカレーで決定。
じゃ店は?、というところで都会であるならばいろいろ選択肢はあるのだろうが、今日、昼食をとることにしたのは鳥取。さほど選択があろうとも思えないので、当たり外れの少ないCoco壱番屋にする。
Coco壱番屋は、イベント的なメニュー展開が多くて、しかも中央で決めたメニューだけでなく、地方の店特有のメニューもお目見えするあたりが侮れないところ。
鳥取店では「鳥取三昧カレー」というのが提供されていたので思わずチョイス
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中身は砂丘長芋、紅ズワイガニのカニクリームコロッケ、白ネギのスライスが入っているらしい。Coco一番のお決まりとしてライスの大きさや辛さを聞かれるので、ライスは400g、辛さは2倍を選択。辛いのはそんなに苦ではないのだが、カレーの辛いのは頭皮から大量の汗を気出させる効果があるので要注意内のだが休みの昼食のこととと良しとする。
しばらく待つと到着。こんな感じだ。カットされた長芋のゴロっとした感じとネギのスライスが妙に目立っている感じがする。
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Coco壱番屋のカレーであるのでカレーは通常どおり。カニクリームコロッケと長ネギも違和感なし。カニクリームは、通常のコロッケより高級な感じがしてGoodである。ただ長芋はちょっと「カレー」と鞘当感があるかな。火はきちんと通してあるし、長芋としては良いのだが、どうもナイトクラブにやってきた体操のお兄さん的な感じがして、カレーのもつ無国籍な悪ぶれた感じと、どこかしか睨み合っている感じである。

まあ、全体としてはまずまずの仕上がり感かと思うので、鳥取にお越しの際にカレーでも、という時はいかかでありましょうか。

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宮崎に行って思った「地方創生」の競争感は健全なのか、ということ

自然保護系の仕事も担当していて、その絡みで、宮崎県で開催されている「みどりの愛護のつどい」に参加した。
参加と言っても一般参加なので行事のどうこうには感慨もないのだが、式典のあちこちではさまれる、宮崎の高千穂を中心とした古代をモチーフにしたものであるとか、宮崎の飫肥藩の領主であった(らしい)伊東家の戦勝祈願の舞とかをみているうちに、今、日本中の公共団体の行動に大きな影響を落としている「地方創生」の競争感について、ちょっと疑問を感じた次第。
「地方創生」は、個人的な解釈で言うと、地方がそれぞれ目標(数値)を立てて、おのおのの地域活性化の知恵を絞ろう、そのために国もお金を出して応援しようということで、それそのものは良いことだと思う。
今回ちょっとガリッときたのは、その動きの中に、どこそこに負けるなとか、「地方創生で一番に」といった意識が、地方公共団体のそこかしこに出てき始めていることである。
たしかに、地域活性化というのか限られた観光客やら都会に住む人の感心を取り合うことにであるから競争の色合いが強いことは否定しないし、競争のない活動は、多くの文化活動であるような自己満足による沈滞を招くであろうことは異論ない。
ただ、日本海側の辺境に住まう身として思ったのが、宮崎の高千穂の伝統文化と日本海沿岸のの伝統文化が果たして、どちらが一番、といったことを競わせるべきものなのか、ということ。ましてやそこへの国家的な支援がメルクマールの良し悪し、あるいは東京を核とする中心論的な価値観でランク付けをしてしまって良いのかな、というところである。
なんといっても高千穂と山陰のどちらが云々といっても勝負や優劣をつけるなんざ野暮の極みではありませんか。
江戸期、それぞれの富貴の度合いはあれど、三百諸侯がそれぞれに誇りを持ちながら、それぞれの「御国」を大事にしてきていたような印象をもっていて、地方創生の基本は、こうした身近な「御国」の大切さ、愛おしさを踏まえながら、「御国」を元気にするよう頑張っていく、ということが基本で、それぞれの頑張りの順番をつけていく、といったことではないと思うのだが、どうであろうか。
ただ、いざ一線上に並ばされて、「おのおのの地方と良さをみせてみい」と天下人に言われたら、思わず一番槍を競ってしまうのが勤め人の性かもしれないですね。

宮崎の地鶏を食す

宮崎に来たらやはり、ニワトリだろう、ということで焼鳥の店を探索。
あれこれとネットをさまよい、丸万焼鳥支店に落ち着く。

入ったところがカウンターの10席ぐらい。奥は座敷になっていでなにやら妙に活気のあるのが繁盛店の証か。
訥々と宮崎弁の大将もまた良である。
座ると、飲み物を聞かれるのと同時にモモ焼きでよいですか。食べやすくしましょうか、と聞かれるので事情もわからずうなづく。頼んだ焼酎の水割りを飲むことしばらく。こういう名品が出る。

少し黒いのが炭焼きの証で、刺身で食べられる地鶏なので生のようなところも見えながら火は通っていて、しっかりとした歯応えと味。

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本日は宮崎行き

仕事柄、あまり九州に来ることはないのだが、珍しく本日は宮崎行き。
九州新幹線ができたとはいっても、我が辺境からはやはり遠く、大阪伊丹空港からの出発。
予約のときになぜか座席が少ないな、と、思っていたら、なんとプロペラ機でありました。しかも、いろいろあったDHC8-Q400。事故のことはあれどプロペラの名機と思います。

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地方が望んでも得られない「ガード下」という都会的なアイテム

ガード下っていうのは、どことなくうらぶれた都会の風味があって、辺境に住む身にとっては、きらびやかなビルやショッピングモールよりも、望んでも得られないレアアイテムのような気がする。
そんな「ガード下」のことを分析、レポしたのが小林一郎『「ガード下」の誕生ー鉄道と都市の近代史』(祥伝社)である。
構成は
Ⅰ ガード下とは何か?
 どうやってガード下ができたのか/歯牙にもかからないガード下研究の現状/ガード下のイメージ/ウラ町イメージの理由/ガード下の魅力/ガード下を法律で見ると/何に使われているのか/どのように使われているのか/時代区分で見るガード下
Ⅱ 生命力あふれつウラ町・ガード下の誕生
 昭和のアーチ駅舎とブリキ住宅/ドイツの香り漂う、有楽町のガード下/辰野金吾の万世橋駅とガード下/ヤミ市から町を興したアメヤ横丁/理念の旗を振り、ガード下から立ち上げた秋葉原電気街/流行の先端を演出する場所/巨大なキャンティレバーは歴史の回廊/ガード下にカモメが舞う隅田川/ガード下から生まれ変わる町/ミヤコ蝶々も暮らした大阪・美章園ガード/ヤミ市を起源に一キロ続く商店街/泉も神社もある阪神・御影ガード下
Ⅲ 高度経済成長に誕生したガード下 ー その再生とオモテ化
 光が眩しい洞窟の魅力/住んでみたい町No1。自己完結型をめざす吉祥寺
Ⅳ 新時代に挑むガード下 ー ホテル・保育園
 パリのパサージュが二一世紀東京・赤羽のガード下に誕生/机上で進めるガード下環境/夢の国のガード下は、リゾートホテル/人身売買バイバイ作戦と黄金町コンバージョン
おわりに ー 庶民のエネルギーがあふれるガード下と、環境整備されるガード下
となっていて、ガード下の誕生、利用形態から、東京を中心とした実際のガード下のルポである。もともと「・・下」というからには「・・」にあたるウワモノがないと始まらないわけで、それが鉄道という人口集積的で、しかも通過的なアイテムであることがガード下の
理由はどうであれ、ガード下利用が始まって以来、ガード下は、町の中心にあるにもかかわらず、ウラ町としての印象とイメージに包まれ、一種独特のガード下文化を生み出し、現在では世の中のためになる社会的な使命を担う空間利用も次々と誕生してきている(P32)
という商店街やビジネス街などと違う都市的なでありながら、すさんだ風情を身にまとっている所以であろう。
しかも、万世箸架道箸から神田駅まで RCなのだが表面に煉瓦を張っているところにみられるように
モダンデザインを追求していくと、前近代的な過剰な少食を主体とした近代建築は否定されるべきふだという結論に達する
だが、このまがい物が結構素敵である。鉄もセメント自体もギリシャ・ローマ時代からあったものだが、産業革命以降、新たな素材として開発された。その新素材を巧みに用いながら鉄でアーチを造り、セメントで巻き立て、旧来の素材を用いて外見上アーチのレンガ造りに見せかける、というのも悪くない(P106)
というしなくてもいいような言い訳をさせてしまう「いかがわしさ」を感じさせるのが「ガード下」の「ガード下」の面目躍如というところか。
ただ、個人的な感傷めいたことをいうと、学生生活で東京にでた最初は、なにか怖くてうろつくとこのできなかったガード下が、しばらく暮らすうちに、まあ小汚い通りや店を、さも子供の頃から知っているかのように歩いたりできるようになったのだが、その過程は都会地になじみ、すれていく過程でもあって、若気の至りともいうべき数々の恥ずべき所業をしてしまうのも「「ガード下」の魔力でもあるのだろうか。
辺境の地で暮らし始めて長くなり、時折訪れるも仕事に追われ、「ガード下」から遠ざかって久しい。また、本書の「ガード下は誰をも受け入れてくれるはずだ(P228)」の言葉をたよりにあの妖しがなスポットを探索してみましょうかね。

燻製修行 鶏むね肉の燻製

ベーコンづくりを目標に精進したい燻製修行であるが、今回は「鶏むね肉」。安売りで一パック199円の格安品。

大きさがあり、火が通るかどうかの心配があるので、少し小分けに切り分けて燻製化をする。
下拵えは、今回も簡素に、塩、コショー、チューブにんにく、酒。少し変化をつけるために、一切れだけにはクミンをプラス。本来なら一晩寝かすべきなのだが、賞味期限が明日までなので、2時間程度の下味付けで敢行することにする。
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チップはサクラ。道具立てはいつものようにフライパン、モチ網、カセットコンロの簡易燻製器。真ん中を空けているのは、途中チップが切れた時のための追加投入用の隙間(今回は必要なかったが)。
燻したのは約40〜45分の間くらい。40分くらいのところで蓋をあけてひっくり返す。
最後に焼け具合を竹串で確認。プッスリと抵抗なく刺さるようであれば火が通っていると考えていい。
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「エビ焼き」を食す

読んでいる本に影響されて、それにちなむものを食してしまう癖が私にはあって、今読んでいるのが「「粉もん」庶民の食文化」ということで、スーパーで出店屋台をしていた「エビやき」というたこ焼きまがいの粉モンをかってみた。

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「有名ですよ」という屋台のおっちゃんに聞いたのでぐぐってみると、「ミヤネ屋」でとりあげてブレイクしている・・らしい。
「らしい」としたのは、ミヤネ屋で取り上げられたものと同一かどうか証明できないこともあってのこと。
食べてみると、しっかりとエビが入っていて、あっさりねではあるもの、まあ美味しい。醤油とか何も調味料をつけなくても、大阪由来の粉モンはそこそこ食せるのがスゴイところ。
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たこ焼きやお好み焼きのようなガッツリ感はないが、ちょいとつまむに良いものではありますな。

鳥取県倉吉市 いのよし ピリ辛ラーメン大盛り

本日は昼から外で仕事があったので、こちらで昼食をとる。
確か以前はもっと街中にある店だった気がするが、こちらに店を大きくして移転してからは初めての来店。
ご飯のセットメニューもあるのだが、ここは麺のみでいくことにして、ピリ辛ラーメン大盛りしょうゆ味。
具は、肉系はチャーシュー一枚と少し寂しいのだが、モヤシ、キクラゲ、ネギはかなり載っているのでヘルシーな感じがする

私は人間がちょっと甘いのでピリ辛にして活を入れる。昼からは会議があるので、ちょうど良い気がする。
スープは醤油とはいってもかなり澄んだスープで、牛骨ラーメンのスープに似た感じで、薄いが、コクと旨味がある。
写真で見たらあまり麺の量はないように見えるかもしれないが、どうしてどうして結構な量で、なかなか減らないのが頼もしくて良である。
駐車場がいっぱいでも店内はかなり広くて空いていることがあるので、チャレンジする価値は十分ありますな。

青森県の「新時代ITビジネス研究会」に新しい行政と民間のコラボの姿を見た気がする

ASCIIで「クラウドコミュニティと一心同体だった青森県庁の杉山さんの3年」をはじめ、青森県のITビジネス研究会の記事をいくつか読んだのだが、この仕事のやり方の中に新しい行政と民間のコラボレーションの姿を見たような気がする。
仕事は公共の仕事ではあるが、こうしたIT系や産業振興系ではないため、失礼ながら青森県のこうした活動、ましてや青森県の担当をしていた杉山さんのことは全く存じ上げなかったのだが、全くの別部門から青森県のIT振興の仕事に異動し、斬新なやり方で青森のIT振興を有名にした人のようだ。
何本かのASCIIの記事で抽出すると、このIT振興の取組は
・県内の企業・組織のみに拘泥しない
・民間企業を圧倒するイベントの実施(回数)のスピード感
・個人が自主的に参加するコミュニティを支援する
・企画はコミュニティに任せ、行政は会場設営などの雑務・サポートに徹する
・役所はインフラ(場)づくりと広報(PR)に徹する
といった特徴があって、役所の許認可といった仕事には応用は無理かもしれないが、民間や企業とのコラボが必要となる業務には結構、応用・利用が可能な気がする。
とりわけ、民間と行政との関係は、多くの場合、「役割分担論」に陥ったり、「行政先導」か「民間への助成優先」といったことになりがちで、民間の動きを行政が周りからサポートして、自らに必要な施策効果を誘導する、といったやり方はまだ未成熟なのが実情ではないだろうか。
もちろん青森県の取組は「IT振興」という一種先端端的な分野であったがゆえの成功例ともいえるのであるが、例えば、地域おこしや地域開発とか、あるいは事業見直しの分野でも方法論として適用が可能ではないかと、その可能性を期待するのである。
とりわけ行政の場合、コラボする相手方の民間にもカチッとした組織を求めるのが常で、民間のほうはその組織づくりや運営に疲弊してしまう例が多いような気がする。
ネットによって個人は「個」のままでいる状態が常となっている、そうした「個」をつなぎあわせ、どうやって行政への参画を図っていくか、一つのネタになるかもしれない。

「どて丼」を食す

食べ物系の本を読んでいると、なにかしらそれに関連したものが食べたくなる癖があるのだが、今読んでいるのががんがん焼肉もりもりホルモン (ちくま文庫) 。

ということでホルモン系のものを昼食にとることを決意。今日は奥さんが仕事でもあり、自分も仕事にいかないといけないので、ちゃちゃっと自製できるものを食べることにする。食品庫の中を探ると、ありました、ありました。レトルトの名古屋のどて煮。
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西日本のほうでは八丁味噌自体を食することが少ないし、豚ホルモンはむしろテッチャンとかで焼いて食することが多いので、一種の珍味感がある。かといって仕事に行く前の昼食なので、ビールとともに、というわけにはいかず、湯煎して丼のご飯にのせて「どて丼」にする。一袋が150gと丼で食するには中途半端なので2袋を使用
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ねぎを大量目に載せ、七味唐辛子をかけて食する。八丁味噌だれなので、甘みが強いのだが、豚ホルモンをご飯と一緒に食べるのは良い方向性ではある。こんにゃくが多く入っていて、ホルモンと味噌のくどさを中和してくれるところも良し。
丼ってなものは、店にせよ自宅にせよ気取らずに丼を抱えて、レンゲでなくて箸でかっこむのが礼儀であるよな、とワシワシ食したのであった。